SSブログ

「坂東先生のテレビ寺子屋」坂東義教 サンケイ出版 1979年 ⑤(最終) [読書記録 教育]

「ねだられたときのテクニック
『買ってやれない物ほど聞いてやる』」




今回は、2月26日に続いて、坂東義教さんの
「坂東先生のテレビ寺子屋」5回目(最終)を紹介します。



古い本ですが、テレビ静岡「テレビ寺子屋」での坂東さんの話、勉強になります。
テレビ朝日、モーニングショーにも出演されていましたが、あの独特の語り口、ユーモア。
もう一度みたいものです。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「言われるとやりたくなくなる 」
- 「いま、やろうと思ったのに」よく聞く言葉です。言い訳の場合も多いのですが。


・「いつもしっぽでも考えがよければ立派な人間になる
 『お前は最後だけどよく走り抜く子だ』」


・「こらえ性がない = 親が自分に厳しくないといけない」
- 教員も!


・「良い考えはいい顔を作る = 性格はあんたの考えで作られる」





<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー






☆「坂東先生のテレビ寺子屋」坂東義教 サンケイ出版 1979年 ⑤(最終)

1.jpg

◇会話で勝つコツ

□有能なセールスマンは無口



□代議士「やってやれないものほど,ようく話を聞いてやるものだ」



やってやれないものほど聞いてやれ



□ねだられたときのテクニック

 買ってやれない物ほど聞いてやる
 





◇明朗さと積極さを

□お母さんがしゃべらない家庭は暗い  

 寡黙児・自閉症 ~ 母の対話がない(場合もある)



□言われるとやりたくなくなる

 閉鎖的な家庭



□人間は認めないカタマリ



□企業の採用条件も「やる気」
 
 就職三種の神器 
  ① 健康 (ふつうの健康) 

  ② 学力 (平均学力)

  ③ 協調性(やる気)



□お母さんは希望の星  

 先に希望があることを示してやる

「やってごらん。さあできたね。えらいね。」
 





◇よい考えを持たせる

□考え一つで人格も行動も変わる



□ビリでもいい 

 いつもしっぽでも考えがよければ立派な人間になる



「お前は最後だけどよく走り抜く子だ」



□正しい価値観を植え付ける



□その気になったときが勝負 

 重量挙げ・高跳び



□否定的な言い方はしない
 





◇人を救う考え方

□母の一言で生きる望みを

 - 玄米で病気退治



□良い考えはいい顔を作る

 性格はあんたの考えで作られる
 





◇背中で教える

□耐える心が薄い日本の子供 

 こらえ性がない = 親が自分に厳しくないといけない

 福沢諭吉
  「人間は愛情に美しく生きなければならない」

「人間は真心を以て尊く生きなければならない」



□精一杯生きる姿を見せる

 おしゃれ先生 

 →  真剣な姿は子どもを変える



□真心ある体罰先生
 





◇欲望は抑えめに理想は高めに

□しつけがあるかないか



□人間は皆理想主義



□ロマンチストであれ

 - 高い欲求に高めていく


nice!(149)  コメント(1) 
共通テーマ:学校