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「坂東先生の教育講座」坂東義教 テレビ朝日 1978年 ⑤ [読書記録 教育]

「家庭は生活の場であり愛情の場である。本当の人間教育は受験勉強やってる学校に任せ
 ておかれない。 - 愛情だけは押しボタンできない」





今回は、3月31日に続いて、坂東義教さんの
「坂東先生の教育講座」5回目の紹介です。


坂東先生、学生の頃テレビでよく拝見しましたが、大好きでした。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「折り目を付けるのが教育」


・「素手でウンチに触れる先生 ~ いい先生だなって感じちゃう」


・「不健全家庭五つの素顔」「健全な家庭五つの条件」
- なるほどなあと思います。


・「家庭は社会的人間形成の場  ← 社会的道理で統制し教育すべき」
- 「うちでは教えられませんから、先生、お願いします」の声も…



家庭は家庭の、
学校は学校の、
社会は社会の役割をそれぞれしっかり果たすことが大切だと思います。

他では決してできないことがあります。





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☆「坂東先生の教育講座」坂東義教 テレビ朝日 1978年 ⑤

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◇教育の源は真の愛

□ 家庭は生活の場であり愛情の場である。本当の人間教育は受験勉強やってる学校に任
 せておかれない。 

 - 愛情だけは押しボタンできない




□育の字と羊の肉と

 教育  エデュケーション = 能力を引き出してやる


 育  上の部分は子が逆さになっている = どんな子供でもと言う意味
どんな子供にも一番いい食べ物は羊の肉



愛は一番いい食べ物を子供に食べさせてやること
 
   ※ 教育の育の字は最高の食べ物を子供に食べさせるという親の愛情


 教  愛情のムチの方 ちゃんとした折り目を付けるしつけ



折り目を付けるのが教育




□番長は手を上げる先生の目に涙を見た

 躾 ~ 道理  人の道で仕付ければよい「折り目の仕付け方」


 森田宗一 - 非行少年の研究、判事 著書非行少年の作文




□鬼みたいな親は死ね

 バーランド・ラッセル 
  「愛情の裏付けのない統制躾は子供を傷つけるだけ」


 素手でウンチに触れる先生
  ~ いい先生だなって感じちゃう


「愛情 + 躾」


 愛 - 心から受ける 
  → 子供が話しかけてきたときにちゃんと聞いてやる

 「知るは愛なり」

 「士は己を知る人のために死す」




□キリスト先生はひたすらに耳を傾けた

 キリストの先生(北海道)
   非行少年も言うことを聞く 真の愛情




<非行や自殺の裏に潜むもの>

◇幸せな家庭設計とは - 父親とリーダーシップ

□父を殺したいという作文




□不健全家庭五つの素顔

 ①愛情のない家庭 

 ②人間を尊重する雰囲気がない 

 ③人間不平等の家庭

 ④はなしあうことのできない家庭 

 ⑤規律統制がない家庭




□理想の家庭像  宮城県・表彰家庭の条件

 ①父親が勤勉 家計医維持の努力

   - 家族が一致協力

 ②夫婦間に「愛情と信頼」「誠実と尊敬」

   暮らしは低くても誇りの持てる家庭


 ③子供に対する躾が行き届いている家庭

   自主性と独立心


 ④父親が軸
   ~ 円満を努力


 ⑤家庭エゴに陥らず地域社会のため部に分じた社会奉仕を尽くしている




□健全な家庭五つの条件

 ①愛情ある家庭であること 

  父親 - 責任感・誠実・勤勉 - 経済的精神的安定


 ②人間尊重の家庭であること

  夫婦-認め合い、感謝し人間信頼と幸福な人生のハン


 ③人間平等の家庭であること 

  自然発生的なタテの関係

話し合いは平和の礎 - 話し合って理解し合う

話し合いは裁判ではない - 共通の実現したい理想(願い)の確かめ

  批判は建設のため、理想実現のためであり裁いてはならない


 ④話し合い理想のもとに協力する家庭であること


 ⑤規律(統制)ある家庭であること
真の自由は規律によって得られる

 家庭は社会的人間形成の場
    ← 社会的道理で統制し教育すべき



役割行動 自主性忍耐力 家庭労働により初めて家族愛が‥

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