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教育ノートから「教師」26-「教師の気になる失敗 気付かぬ失敗」関根正明 学陽書房 1995年 ① [読書記録 教育]

「この世で一番難しいのは自分を見つけること」

「この世で一番たやすいことは他人を批判すること」






今回は 5月 8日に続き、「教育ノートから 教師」26回目。
関根正明さんの「教師の気になる失敗 気付かぬ失敗」①を紹介します。




出版社の案内には、

「敗を気にする教師がいる。が、失敗に気がついていない教師もいる。教師から傷つけら
 れた学生の体験や著者自らの体験などをふまえてアドバイスする。」

とあります。






今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「教師が,自分が児童・生徒の心にどのような傷を残しているかそれに気付かぬことが
  恐ろしいと思う。」
- 反対に、気にしてばかりいたら辛すぎると思います。塩梅よく…


・「生徒を責めることが何を残すか 
  → うっぷんを晴らすだけ 理不尽」


・「大切なのは欠点・弱点を自覚しながら,固執することなく,その欠点・弱点をプラス
  に見ていくこともできると思うことだ。」


・「生徒が好感を持つ失敗
①ユーモラスな失敗
 ②あやまる先生  
 ③照れる先生恥じらう先生
 ④誠実な先生 
 ⑤平素の姿が交流になる」
- 一つからでも…



・「自分を見る自分 自分の見方」








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☆教育ノートから「教師」26-「教師の気になる失敗 気付かぬ失敗」関根正明 学陽書房 1995年 ①

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◇失敗  

 恥じることでなく懲りること


 教師はもっと積極的に数々の教育活動の勉強をして,それを楽しめるようにしよう



 連絡事項を3つ以下に絞り込む

  |
大切なのは欠点・弱点を自覚しながら,固執することなく,その欠点・弱点をプラスに
見ていくこともできると思うことだ。



 ◎ 欠点・弱点を抱えながら明るく生きている人がいる
 




◇気付かぬ失敗

 意識していない管理  
   集団志向と個人志向のバランス



◎ 教師が,自分が児童・生徒の心にどのような傷を残しているかそれに気付かぬことが
 恐ろしいと思う。
 




◇忘れられない失敗

 失敗・反省
生徒の失敗を自分の失敗として受け止める



   生徒の失敗は教師の失敗


◎生徒を責めることが何を残すか 

 → うっぷんを晴らすだけ 理不尽
 




◇失敗に気付くまで

 自分を調べる
「この世で一番難しいのは自分を見つけること」

「この世で一番たやすいことは他人を批判すること」


 苦あれば楽なし
 




◇素直に自分の失敗を認める教師

 一瞬のこと


 生徒が好感を持つ失敗
  ①ユーモラスな失敗
4つのゆ 「ゆとり」「ユーモア」「夢」「勇気」

  ②あやまる先生  
    あっさり

  ③照れる先生恥じらう先生
教師の人間性 「構えはいらない」

  ④誠実な先生 
    実直な先生

  ⑤平素の姿が交流になる


◎ 子供は教師の表情とか態度,言動などを「よく見ている」とか「いろいろなことを感
 じているものだ」とかの感慨をあらたにする。

= 子供たちの教師理解を深める
 




◇教師の気付かぬ失敗

 わけも分からず叱られた 誤解されて叱られた


 大人げない叱責
   教師の幼児性


 八つ当たり


 品性を疑われる行動


 配慮の不足


 教師の気ままさ


 様々な受け取り方  
   どう言ったかでなくどう受け止められたか
 




◇教師の性格

 西洋の箴言
  「この世の中で一番難しいのは,自分を見つめること,いちばん易しいのは他を批判
   すること」


 いくつかの自分
   精神科医 石田春男
「見る自分」 幼児
「見られる自分」 ↓
「なりたい自分」発達

        +
      自分を見る自分 ありたい自分

   自分を見る自分 自分の見方



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