教育ノートから「教師」 28 [読書記録 教育]
ビゴッキー
「幼児のまねっこはオウムと全然違う。真似てもできっこないことでなく,少しできそう
なことを真似る。」
今回は 5月14日に続き、「教育ノートから 教師」28回目です。
よく知られている寺脇研さん、小浜逸郎さん、佐藤学さんの「教師論」です。
大変勉強になります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「これからの先生
= 本当にやるべき責任だけを果たしてもらいそれ以上のことは押しつけがましくや
らない。」
・「『金八先生』は有害ドラマ
精神主義 教師=聖職者 → 実行不可能な期待」
- そう思う方も多いのではないでしょうか。
・「家庭,地域,自主性に任せる部分
一生懸命やってダメだったら,それを自分の責任で引き受けていくことも大切」
・「教師の誤り
『教師は地図を渡して地図の上だけで旅をさせた気分にさせる』
『知識も与えないで旅をさせている』」
・「(学びから)逃げ出している子が多い
・自宅での学習時間の減少
・個人差大」
- このごろの子供たちを見ていると、以前より読書も学習時間も大きく減っているよう
に感じてしまいます。
・「学びの三C
①ケア 心を砕く
②コンサーン 関心
③コネクション つながり」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆教育ノートから「教師」 28
◇熱血先生 寺脇研
熱血先生は押しつけ先生
- 先生の独り善がり,押しつけに
↓
これからの先生
= 本当にやるべき責任だけを果たしてもらって,それ以上のことは押しつけがまし
くやらない。
本当にやるべきことを貫く
◇権利と責任 寺脇研
□家庭教育
「していいことといけないことのけじめを教える」
権利と義務は一体 = 家庭教育の役割
□先生の守備範囲
本分 = 指導要領の中味をきちんと身につけさせること
◎家庭,地域,自主性に任せる部分
|
一生懸命やってダメだったら,それを自分の責任で引き受けていくことも大切
◇教育改革 小浜逸郎
□だらしない収容所
「小人閑居して不善を為す」
高校生にふさわしくない者が高校生になっている
□「金八先生」は有害ドラマ
精神主義
教師 = 聖職者 → 実行不可能な期待
◇「学び方・学校の新生を求めて」佐藤学 教育講演会 1998.8.18
□今後二点
①体験学習強化
②努力のプロセス重視
□いい学校
共有化されている
□ゆとりはある
俗論「ゆとりを失っている」
↓↑
逃げ出している子が多い
・自宅での学習時間の減少
・個人差大
日本
学習時間は世界の中でも低位 小5~中1 30分から一時間のみ
高学年 やる子 3割
やらない子 7割
日本の子供
暗記計算は強い
表現力・創造力は弱い
∥
「このままでは21世紀が不安」
① 読書離れ 月一回も読まない子の増加
自己形成(自分の成立・他者を自分の中に)
②郊外へ
物や事柄,人への無関心
学ぶことへの強烈なニヒリズム
□勉強と遊び
「勉強からは逃げているが遊びには飢えているのではないか」
戦後
自主性・主体性神話 = 自主性・主体性も強制されている
学びには出会いと対話がある
デューイ 「既知の世界から未知の世界への旅」
|
家に戻ったとき変わっている 旅=出会い・自分の変化
↑↓
教師の誤り
「教師は地図を渡して地図の上だけで旅をさせた気分にさせる」
「知識も与えないで旅をさせている」
学び = 知識を地図にして旅すること
1 経験の奇跡としての学び
2 交わりの中で生まれる
他者と学ぶ
一人で学ぶのは 習い・稽古
↓
日本 子供任せになってしまいがち
3 子供の沈黙 ← 仲間の目
発表するときは横を見る
↓↑
ぶつからなければ学びはない
ぶつかること・違うことを避ける
これを崩さなくては
4 学び-真似び-模倣
ビゴッキー
「幼児のまねっこはオウムと全然違う。真似てもできっこないことでなく,少しでき
そうなことを真似る。」
= 教師は模倣のよきモデル
◇学び方
ハウ・トゥーではない
- 教室に個性がない
改革は幾通りもある
学び 慎み深さ 学び上手
謙虚さ 聞き上手
学ぶ
・無理なく追究できる
・始まりを準備できる
・聞くことを大切にする
・他者に開かれている
・応答するからだ
|
自主性・自立性より応答性・対応性を
しなやかさ・つながり
学びの三C
①ケア 心を砕く
②コンサーン 関心
③コネクション つながり
「幼児のまねっこはオウムと全然違う。真似てもできっこないことでなく,少しできそう
なことを真似る。」
今回は 5月14日に続き、「教育ノートから 教師」28回目です。
よく知られている寺脇研さん、小浜逸郎さん、佐藤学さんの「教師論」です。
大変勉強になります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「これからの先生
= 本当にやるべき責任だけを果たしてもらいそれ以上のことは押しつけがましくや
らない。」
・「『金八先生』は有害ドラマ
精神主義 教師=聖職者 → 実行不可能な期待」
- そう思う方も多いのではないでしょうか。
・「家庭,地域,自主性に任せる部分
一生懸命やってダメだったら,それを自分の責任で引き受けていくことも大切」
・「教師の誤り
『教師は地図を渡して地図の上だけで旅をさせた気分にさせる』
『知識も与えないで旅をさせている』」
・「(学びから)逃げ出している子が多い
・自宅での学習時間の減少
・個人差大」
- このごろの子供たちを見ていると、以前より読書も学習時間も大きく減っているよう
に感じてしまいます。
・「学びの三C
①ケア 心を砕く
②コンサーン 関心
③コネクション つながり」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆教育ノートから「教師」 28
◇熱血先生 寺脇研
熱血先生は押しつけ先生
- 先生の独り善がり,押しつけに
↓
これからの先生
= 本当にやるべき責任だけを果たしてもらって,それ以上のことは押しつけがまし
くやらない。
本当にやるべきことを貫く
◇権利と責任 寺脇研
□家庭教育
「していいことといけないことのけじめを教える」
権利と義務は一体 = 家庭教育の役割
□先生の守備範囲
本分 = 指導要領の中味をきちんと身につけさせること
◎家庭,地域,自主性に任せる部分
|
一生懸命やってダメだったら,それを自分の責任で引き受けていくことも大切
◇教育改革 小浜逸郎
□だらしない収容所
「小人閑居して不善を為す」
高校生にふさわしくない者が高校生になっている
□「金八先生」は有害ドラマ
精神主義
教師 = 聖職者 → 実行不可能な期待
◇「学び方・学校の新生を求めて」佐藤学 教育講演会 1998.8.18
□今後二点
①体験学習強化
②努力のプロセス重視
□いい学校
共有化されている
□ゆとりはある
俗論「ゆとりを失っている」
↓↑
逃げ出している子が多い
・自宅での学習時間の減少
・個人差大
日本
学習時間は世界の中でも低位 小5~中1 30分から一時間のみ
高学年 やる子 3割
やらない子 7割
日本の子供
暗記計算は強い
表現力・創造力は弱い
∥
「このままでは21世紀が不安」
① 読書離れ 月一回も読まない子の増加
自己形成(自分の成立・他者を自分の中に)
②郊外へ
物や事柄,人への無関心
学ぶことへの強烈なニヒリズム
□勉強と遊び
「勉強からは逃げているが遊びには飢えているのではないか」
戦後
自主性・主体性神話 = 自主性・主体性も強制されている
学びには出会いと対話がある
デューイ 「既知の世界から未知の世界への旅」
|
家に戻ったとき変わっている 旅=出会い・自分の変化
↑↓
教師の誤り
「教師は地図を渡して地図の上だけで旅をさせた気分にさせる」
「知識も与えないで旅をさせている」
学び = 知識を地図にして旅すること
1 経験の奇跡としての学び
2 交わりの中で生まれる
他者と学ぶ
一人で学ぶのは 習い・稽古
↓
日本 子供任せになってしまいがち
3 子供の沈黙 ← 仲間の目
発表するときは横を見る
↓↑
ぶつからなければ学びはない
ぶつかること・違うことを避ける
これを崩さなくては
4 学び-真似び-模倣
ビゴッキー
「幼児のまねっこはオウムと全然違う。真似てもできっこないことでなく,少しでき
そうなことを真似る。」
= 教師は模倣のよきモデル
◇学び方
ハウ・トゥーではない
- 教室に個性がない
改革は幾通りもある
学び 慎み深さ 学び上手
謙虚さ 聞き上手
学ぶ
・無理なく追究できる
・始まりを準備できる
・聞くことを大切にする
・他者に開かれている
・応答するからだ
|
自主性・自立性より応答性・対応性を
しなやかさ・つながり
学びの三C
①ケア 心を砕く
②コンサーン 関心
③コネクション つながり