SSブログ

山本夏彦さんはこんなことを22-「百年分を一時間で」山本夏彦 文春新書  2000年 ③ [読書記録 一般]

今回は、5月21日に続いて、わたしの要約ノートから、
キーワード「山本夏彦さんはこんなことを」22回目の紹介、
紹介する本は変わりまして、山本夏彦さんの「百年分を一時間で」③です。




出版社の案内には、

「コラムは三十枚の内容を十枚に、十枚を三枚に、削りに削るから、用は足りるが語気が
 荒くなる、恐ろしい人だと思われるのは残念だと前回「誰か『戦前』を知らないか」で
 は爆笑裡に戦前を彷彿とさせようと試みた。本書はその続きである。私有財産は盗みで
 ある、奪って公平に分配するのは正義であると、この百年私たちを支配した社会主義の
 消長を語って1時間ですませている。 」

とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「法人になれとすすめる
 → 法人税を取りたい」


・「政治家よ法人になれ 
  法人は領収書を信じて個人を信じない
  レシートを信じて人を信じないのは人間侮蔑」


・「政治家よ法人になれ 
  法人は領収書を信じて個人を信じない
  レシートを信じて人を信じないのは人間侮蔑」






<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー







☆山本夏彦さんはこんなことを22-「百年分を一時間で」山本夏彦 文春新書  2000年 ③

1.jpg

◇社会主義

「社会主義には正義がある」

→ 資本主義には正義はない




インテリを支配して半世紀
    ブルードン(1809-1865) 「私有財産とは盗みだ」
  



本当は属国になりたいのだ
  共産党-ロシア,中国の属国に

  日本はアメリカの属国      



正義と聞いたら気をつける
                                                                  

古くは革命家と孝行は両立していた
   


独裁者になるには,まず,有力な同志を粛正しなければならない
 - 持てるものから奪って,持たないものに平等に分配するなんてこの上な    い美談     


渡辺政之輔
「正義と良心ほどいやものはない」



権力欲 … 無縁なうちはあると自分でも思わなかったのにその座に近づくと…
     

※21世紀の人類

 色と欲,嫉妬,残忍,酷薄のかたまり

  - 知恵あるものは知恵によって滅びる








◇奉公人

日本人は皆陛下の奉公人



「禁裏様」 - 権威のみ



武家の奉公人 奴・中間・折助
                                             8年奉公 - 手代 10年で独立できた ○○どん ○○さん
  

女中は口減らしだった 
  女給全盛時代に(昭和初~) 








◇株式会社

日本は株券のない株式会社に満ちている
  
法人になれとすすめる
 → 法人税を取りたい

   株主総会 - 架空の議事録を作る(税理士)   
法人の振りをしているが最後の個人
  

政治家よ法人になれ 
 法人は領収書を信じて個人を信じない
            
 レシートを信じて人を信じないのは人間侮蔑







 
◇井戸塀
  
「政治家に聖人君子を求めるな」 


 藤山愛一郎
   明治財界人 藤山雷太の長男

日本火災、大日本製糖

選挙で井戸塀
  


 新聞記者も袖の下 
嫉妬は常に正義や良心の仮面をかぶって登場する
           - マスコミは賤業    
奢侈物品税というものがあった
    昭和12年 「奢他物品税」 → 物品税 → 消費税






nice!(153)  コメント(0) 
共通テーマ:学校