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「坂東先生の教育知恵袋」坂東義教 テレビ朝日 1980年 ① [読書記録 教育]

「かわいくば5つ教えて3つほめ、2つ叱って1つよくなる」




今回は、坂東義教さんの
「坂東先生の教育知恵袋」1回目の紹介です。


1980年出版の懐かしい本です。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『よくできた』よりも『よくやった』」


・「『トイレに行くのが怖い』  = 空想力、その芽が生えてきた証拠」


・「幼児教育は三つのMで実りなし」
「発達年齢と生活年齢 - ムリ・ムダ・ムラ」


・「躾のポイント ①ルールで行う ②意味をきちんと分からせる」


・「小一・小二に躾を! 年齢に応じてピシッと」
「小五・小六  自分でやる自立心-切り替え『躾主義から自立主義へ』」




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☆「坂東先生の教育知恵袋」坂東義教 テレビ朝日 1980年 ①

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◇勉強あれこれ知恵袋

□低学年 

「読み」がすべての基本


 先に進むのではなく横に広げてあげる
 



□勉強のポイント

「かわいくば5つ教えて3つほめ、2つ叱って1つよくなる」
  

 低学年は個人差大 = 正味三年間の開き


 ほめられればやる気にエンジンが掛かる
 



□算数 

 好きナンバーワン、嫌いナンバーワン 


 = 結果がはっきりしている
 



□子供は結果よりも努力をばっちり評価すること

「よくできた」よりも「よくやった」




□利口な人は相手中心 

 相手の気持ちを汲んで話すのが大事




□先生は「関心・注目・興味」の三点で子どもの目線を伸ばす薬局。

 子供が悪くなる原因 
  「無視」と「疎外」


 親や教師が替わらなければ子供も変わらない
 



□知識 = ナリッジ

 KN … KNとは破壊ということ 破壊が含まれている






◇幼児あれこれ知恵袋

「こんな上手な絵、紙に描いたらもっとすてきよ」



「一日一回全部の子供の体に触ってやるんです。それから一日一回みんなの名前を呼んで
 あげるのですよ」



「トイレに行くのが怖い」 
  = 空想力、その芽が生えてきた証拠
 


「体の動きが幼児の言葉」



「幼児教育は三つのMで実りなし」
  発達年齢と生活年齢 - ムリ・ムダ・ムラ






◇躾のあれこれ知恵袋
 
 躾の原点   
  ムチと思いやり = 愛情と統制 = X軸とY軸
 


 躾のポイント
   ルールで行う 
   意味をきちんと分からせる



 躾の原理原則 
   子供の発達段階に応じる



躾主義から育ち主義に切り替えて
小一・小二に躾を! 年齢に応じてピシッと

  小五・小六 自分でやる自立心-切り替え「躾主義から自立主義へ」
 


 スパルタ・自由放任 - 二つを一つにつなぐのが「愛」
砂糖と塩 時と場に応じて味付けする

   スパルタ … 世の中のきまり 人の道 道徳に乗っ取る教育

   自由放任 … 子供たちの意志を大切にする



二つとも包み込んでしまうある一つのものを大事にする
「愛」 教えるのはおしむから = いとおしむ



良い教育の見本は近所のいいお母さん = いつもニコニコ

生活の自立、次が勉強



 躾の言葉は肯定が一番  
   とんちと肯定 → 明るく楽しく

× 禁止 制限 抑圧



 偏食はわがまま許している証拠 
    ほっとくと勉強まで「偏強」になる

    勉強の偏食まである 

    躾 = 生活習慣すべて積み重ね



手作りの躾  
  入社試験 テーマ「家庭での躾」で母親に作文



 テレビ
   ①子供にはテレビ30分番組一本ぐらいが丁度のとこ

  ②時間は一時間以内 親がけじめ

 ③テレビは選んで見せなければいけない

  ④いい番組を見せるのも大事な躾
 


 不良  
  尊敬されたって感じたとき誇りを持つ

「君は□□君ですね。いつもうちの□□が世話になっています。」
   お茶・お菓子



娘の部屋 
  必ずノックを! 丁寧に


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