「日本のアジールを訪ねて」筒井功 河出書房新社 2016年 前半 [読書記録 一般]
今回は、筒井功さんの
「日本のアジールを訪ねて」前半を紹介します。
出版社の案内には、
「どこに住み、暮らしたのか。戦後まだ、いたるところで、乞食、サンカ、病者、芸能民、
被差別民などの漂泊放浪民が移動生活をおこなっていた。かれらが、社会制度をはなれ、
生活のよすがとした洞窟などの拠点「アジール」を全国に訪ね、その暮らしの実態を追
うノンフィクション。もうひとつの戦後昭和史の貴重な記録。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「部内での結婚 ~ 『あの人たちは自分とは筋が違う』」
・「乞食は技巧ではない。ただ土下座である」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
<いちゆうのヒト in 浜松 vol.10>
毎年夏の恒例、浜松出身の講談師・田辺一邑さんの
「いちゆうのヒト in 浜松 vol.10」が、今夏も浜松市地域情報センターで開かれます。
今回は来年の大河ドラマいだてん特集「古橋廣之進と田畑政治」。
高田柊(ヨーヨー世界チャンピオン)さん、
田辺凌鶴さんの「金栗四三」、
田辺いちかさんの出演も!
時間があえば、ぜひお楽しみください。
以下のサイトに
http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422
☆「日本のアジールを訪ねて」筒井功 河出書房新社 2016年 前半
◇サンカとハンセン病者がいた谷間
1 栃木県・高原山の麓
「仏沢」
小屋「ワラホウデン」
山番をする代わりに居住を認められた - 山火事の抑止
2 箕とささらをつくって暮らす
ミ サラサ 作る(男) 行商(女)注文取り
3 昭和6年の夏のにぎわい
天幕(古い衣類をほぐして縫い合わせたもの)
4 茨城県那珂郡嶐郷村鷲子(とりのこ)
寝る場所「セブリ」
5「ゴウシュウさんが死にました」
カッテボウ(カッタイ病 - ハンセン病)
6 いとこの誕生
初めて学校教育
S22卒 → 高等科
7 被差別民の間の縁組み
「ミナオシ」 - 箕を直す人 非定住の被差別民
「カーボ」 - 皮革系の被差別民
◇土窟から上る煙
1 福島県・浜通北部のテンバ
福島県原町市石神
2 二宮尊徳と柳田国男
石神の「土窟」にテンバがいた
3「テンバはね、今も来ますよ」
横穴墓
4 南相馬の箕作り職人
部内での結婚
~ 「あの人たちは自分とは筋が違う」
5「この縁談は断ってほしい」
「ミーナオシ」
「ミーツクリ」
6 横穴墓に「定住」した人々
いわき市「千五穴」
7 ニコライ・ネフスキーの手紙
◇大都市脇の乞食村
1 大阪・天王寺のミカン山
ミカン山
大正時代半ば過ぎまで日本最大規模の乞食達の集住地
大テント下に10~18人が寝起き
「乞食は技巧ではない。ただ土下座である」
2「ともにゆく」人 清水精一
清水精一「大地に生きる」
3 親分と娘
もとのミカン山
~ いまの大阪市立大病院 大阪市阿倍野区旭町一丁目
300人の乞食
親分「チャン」 身分的には「野非人」
4 清水師の結婚
5 乞食村を出て
大正8年(1919)までミカン山で生活(足かけ3年)
|
乞食狩りから「労働する人間」になる決心
↓
「拾い屋」
昭和5(1930)年兵庫県武庫郡山田村のとある山林
確保 → 開拓 → 農地 1万坪「同朋園」
6 大阪にはほかにもいくつかあった
宮本常一「山に生きる人びと」でミカン山の乞食村に言及
ミカン山
- 筵でここった小屋の大集落 - サンカの部落
※あやまりもある
7 天王寺ミカン山の沿革
大阪の非人 「垣外」-垣内
「日本のアジールを訪ねて」前半を紹介します。
出版社の案内には、
「どこに住み、暮らしたのか。戦後まだ、いたるところで、乞食、サンカ、病者、芸能民、
被差別民などの漂泊放浪民が移動生活をおこなっていた。かれらが、社会制度をはなれ、
生活のよすがとした洞窟などの拠点「アジール」を全国に訪ね、その暮らしの実態を追
うノンフィクション。もうひとつの戦後昭和史の貴重な記録。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「部内での結婚 ~ 『あの人たちは自分とは筋が違う』」
・「乞食は技巧ではない。ただ土下座である」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
<いちゆうのヒト in 浜松 vol.10>
毎年夏の恒例、浜松出身の講談師・田辺一邑さんの
「いちゆうのヒト in 浜松 vol.10」が、今夏も浜松市地域情報センターで開かれます。
今回は来年の大河ドラマいだてん特集「古橋廣之進と田畑政治」。
高田柊(ヨーヨー世界チャンピオン)さん、
田辺凌鶴さんの「金栗四三」、
田辺いちかさんの出演も!
時間があえば、ぜひお楽しみください。
以下のサイトに
http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422
☆「日本のアジールを訪ねて」筒井功 河出書房新社 2016年 前半
◇サンカとハンセン病者がいた谷間
1 栃木県・高原山の麓
「仏沢」
小屋「ワラホウデン」
山番をする代わりに居住を認められた - 山火事の抑止
2 箕とささらをつくって暮らす
ミ サラサ 作る(男) 行商(女)注文取り
3 昭和6年の夏のにぎわい
天幕(古い衣類をほぐして縫い合わせたもの)
4 茨城県那珂郡嶐郷村鷲子(とりのこ)
寝る場所「セブリ」
5「ゴウシュウさんが死にました」
カッテボウ(カッタイ病 - ハンセン病)
6 いとこの誕生
初めて学校教育
S22卒 → 高等科
7 被差別民の間の縁組み
「ミナオシ」 - 箕を直す人 非定住の被差別民
「カーボ」 - 皮革系の被差別民
◇土窟から上る煙
1 福島県・浜通北部のテンバ
福島県原町市石神
2 二宮尊徳と柳田国男
石神の「土窟」にテンバがいた
3「テンバはね、今も来ますよ」
横穴墓
4 南相馬の箕作り職人
部内での結婚
~ 「あの人たちは自分とは筋が違う」
5「この縁談は断ってほしい」
「ミーナオシ」
「ミーツクリ」
6 横穴墓に「定住」した人々
いわき市「千五穴」
7 ニコライ・ネフスキーの手紙
◇大都市脇の乞食村
1 大阪・天王寺のミカン山
ミカン山
大正時代半ば過ぎまで日本最大規模の乞食達の集住地
大テント下に10~18人が寝起き
「乞食は技巧ではない。ただ土下座である」
2「ともにゆく」人 清水精一
清水精一「大地に生きる」
3 親分と娘
もとのミカン山
~ いまの大阪市立大病院 大阪市阿倍野区旭町一丁目
300人の乞食
親分「チャン」 身分的には「野非人」
4 清水師の結婚
5 乞食村を出て
大正8年(1919)までミカン山で生活(足かけ3年)
|
乞食狩りから「労働する人間」になる決心
↓
「拾い屋」
昭和5(1930)年兵庫県武庫郡山田村のとある山林
確保 → 開拓 → 農地 1万坪「同朋園」
6 大阪にはほかにもいくつかあった
宮本常一「山に生きる人びと」でミカン山の乞食村に言及
ミカン山
- 筵でここった小屋の大集落 - サンカの部落
※あやまりもある
7 天王寺ミカン山の沿革
大阪の非人 「垣外」-垣内
キーワード「家庭教育」⑤ [読書記録 教育]
「ほめるときは思いっきり手放しでほめあげ人をその気にさせる。けれども,注文は容赦
なく付ける。オーケーですよの励ましも忘れないように。」 和田勉
今回は、7月25日に続いて、自分の「教育ノート」より、
キーワード「家庭教育」でまとめたもの5回目の紹介です。
今回紹介分「ほめる」から強く印象に残った言葉は…
・「ほめる場面を教師が用意する」
- 仕事を与えてほめる、コミュニケーションを取るためのよい方法です。
・「言葉に出さなければ気持ちは通じない。」
- 当然と考えないことが、やる気を高めます。
・「先生にほめられた喜びが子供の才能を伸ばし成長に結びつく」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
<いちゆうのヒト in 浜松 vol.10>
毎年夏の恒例、浜松出身の講談師・田辺一邑さんの
「いちゆうのヒト in 浜松 vol.10」が、今夏も浜松市地域情報センターで開かれます。
今回は来年の大河ドラマいだてん特集「古橋廣之進と田畑政治」。
高田柊(ヨーヨー世界チャンピオン)さん、
田辺凌鶴さんの「金栗四三」、
田辺いちかさんの出演も!
時間があえば、ぜひお楽しみください。
以下のサイトに
http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422
☆キーワード「家庭教育」⑤
◇ほめ方
□ポイント
①適時性
②開示性
③集中性
④発展性
⑤多様性
⑥絶対評価性
□ほめる内容
潜在化(見えるもの・見えないもの)
○○君に学ぼう ○○さんに学ぼう
◇事実をほめる
心からほめよう
・努力をほめる
・自発性をほめる
・協力性をほめる
◎ほめる場面を教師が用意する
◇ほめる 三様三態
①そっとほめる 皆の前でほめる 具体的にほめる
②言葉でほめる 文字でほめる 目でほめる
③先生自身がほめる 他の大人に言ってもらう 子供同士でほめる
◇ほめる(福田健)
人はお世辞を好むもの。もっとほめていい。
素直に感心したことをほめよう。
言葉に出さなければ気持ちは通じない。
和田勉
「ほめるときは思いっきり手放しでほめあげ人をその気にさせる。けれども,注文は容
赦なく付ける。オーケーですよの励ましも忘れないように。」
人はほめて育てる
ほめると ①自信がつく ②意識が向上する
当たり前のことでも意識してほめる
①プロセスをほめる
②当たり前のことをほめる
③自分自身をほめる
◇ほめる教育のすすめ(清水義範:作家)
「先生にほめられた喜びが子供の才能を伸ばし成長に結びつく」
○その子の持っている能力をほめる
×態度や努力
↑
子供を見つめなければほめられない
なく付ける。オーケーですよの励ましも忘れないように。」 和田勉
今回は、7月25日に続いて、自分の「教育ノート」より、
キーワード「家庭教育」でまとめたもの5回目の紹介です。
今回紹介分「ほめる」から強く印象に残った言葉は…
・「ほめる場面を教師が用意する」
- 仕事を与えてほめる、コミュニケーションを取るためのよい方法です。
・「言葉に出さなければ気持ちは通じない。」
- 当然と考えないことが、やる気を高めます。
・「先生にほめられた喜びが子供の才能を伸ばし成長に結びつく」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
<いちゆうのヒト in 浜松 vol.10>
毎年夏の恒例、浜松出身の講談師・田辺一邑さんの
「いちゆうのヒト in 浜松 vol.10」が、今夏も浜松市地域情報センターで開かれます。
今回は来年の大河ドラマいだてん特集「古橋廣之進と田畑政治」。
高田柊(ヨーヨー世界チャンピオン)さん、
田辺凌鶴さんの「金栗四三」、
田辺いちかさんの出演も!
時間があえば、ぜひお楽しみください。
以下のサイトに
http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422
☆キーワード「家庭教育」⑤
◇ほめ方
□ポイント
①適時性
②開示性
③集中性
④発展性
⑤多様性
⑥絶対評価性
□ほめる内容
潜在化(見えるもの・見えないもの)
○○君に学ぼう ○○さんに学ぼう
◇事実をほめる
心からほめよう
・努力をほめる
・自発性をほめる
・協力性をほめる
◎ほめる場面を教師が用意する
◇ほめる 三様三態
①そっとほめる 皆の前でほめる 具体的にほめる
②言葉でほめる 文字でほめる 目でほめる
③先生自身がほめる 他の大人に言ってもらう 子供同士でほめる
◇ほめる(福田健)
人はお世辞を好むもの。もっとほめていい。
素直に感心したことをほめよう。
言葉に出さなければ気持ちは通じない。
和田勉
「ほめるときは思いっきり手放しでほめあげ人をその気にさせる。けれども,注文は容
赦なく付ける。オーケーですよの励ましも忘れないように。」
人はほめて育てる
ほめると ①自信がつく ②意識が向上する
当たり前のことでも意識してほめる
①プロセスをほめる
②当たり前のことをほめる
③自分自身をほめる
◇ほめる教育のすすめ(清水義範:作家)
「先生にほめられた喜びが子供の才能を伸ばし成長に結びつく」
○その子の持っている能力をほめる
×態度や努力
↑
子供を見つめなければほめられない