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教育ノートから「教師」42-「心を育て感性を育てる」片岡徳雄 黎明書房 ②(後半) [読書記録 教育]

今回は 7月2日に続き、「教育ノートから 教師」42回目、
片岡徳雄さんの「心を育て感性を育てる」2回目の紹介です。



出版社の案内には、


「日本教育の永年の病理、偏差値教育のゆがみのため、青少年の心は年々荒廃するばかり。
 心と感性の教育はいかにあるべきか。子どもたちに今こそ必要なぬくもりとやさしさと
 はげましの教育を語る。」


とあります。






今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「ビートたけし 
 『どんな悪ガキでも褒めりゃあ更正する』」


・「ソクラテス『「教師は産婆のようなものだ』 ~ いいぞ いいぞ」


・「温かい言葉掛け  
  ありがとう ごめんね たのむよ がんばったね よかったね よくやった」


・「ほめ励ます技術十箇条」




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☆教育ノートから「教師」42-「心を育て感性を育てる」片岡徳雄 黎明書房 ②(後半)

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◇心を育てる方法 - 叱るより褒め励ませ

□ビートたけしとカーネギー

 ビートたけし 
  「どんな悪ガキでも褒めりゃあ更正する」


 カーネギー  
   根本原理「重要感を持たせる」「人の立場に身を置く」



□支援 

「褒め・励ます」 = 産婆術 


 ソクラテス「教師は産婆のようなものだ」

いいぞ いいぞ



□認める 

 吉田松陰の優しさ 
   弟子を叱ったことがない 弟子は自分と同等


 「○○は○○の点で天下第一だ」


他人に影響を与える人は,とびきり優しい心を持つ人である



□パーソンズと支持的風土

 パーソンズ 
   人の成長を促進する支持の順序

  1容認 2支援 3自律(賞罰)



     順序を忘れる


 「防衛的風土でなく支持的風土を」



□支持的風土づくりの基本的心得

 ① 相手の身になって考える


 ② 相手の良さを見つける


 ③ 相手の良さを褒める


 ④ 相手の間違いや失敗を励ます


 ⑤ 相手にレッテルをはって固定的に見ない


 ⑥ どんな人もよいものを持っていると信じる
 







◇心を育てる教師の話法

□大事なもの 

 教師の言葉・語り方・話法



□温かい言葉掛け  

 ありがとう ごめんね たのむよ がんばったね

 よかったね よくやった



□感謝する心    

 教師自らが「お陰様です」「ありがたいことです」


 欠乏 = 充足    →   感謝 = 報恩



□ほめ励ます技術十箇条

 ① 七つ褒めて三つ叱る


 ② 結果でなくその努力を褒める


 ③ 悪いことの中にもよいところを見つけて褒める


 ④ 感情や気持ちを込めて褒める


 ⑤ スキンシップと共に褒める


 ⑥ 友達を褒めることのできる子を褒める


 ⑦ 目立たない子を褒める


 ⑧ 優秀な子は叱る方が良く,そうでない子は褒める


 ⑨ 正解だけを褒めるな


 ⑩ 褒めていても叱っていても常に子供の心が感じられるように



□じっと聞き見る



□笑顔と感動と希望

 希望と明るい笑顔 - 教師の最も大きな話法


 希望とは青春を持つこと


 教師個人により様々な方向と様々な内容






 
◇「道徳の時間」で心は育つか

□四つの問題 

 ① 本心や良心に関わる話


 ② 学校の「道徳の時間」の枠組み


 ③ 道徳の時間の方法


 ④ しつけ



□今こそ金銭教育を



□「なぜ」でなく「どんな」 

 感情的同化が必要



□しつけ 

「しつけ糸」「なしつける」(稲の苗)

 1 身ぎれいにする   洗顔,歯磨き,手洗い,洗濯,掃除


 2 挨拶の言葉掛け   おはよう・おやすみ・こんにちは・さようなら
ありがとう・ごめんなさい


 3 手伝い       食事準備 後片付け  


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