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キーワード「国語」⑱-国語科・問題解決 「授業研究21」1998.8月号 [読書記録 教育]

「些細なことに全力を尽くすことから」 大森修



今回は、7月13日に続いて、わたしの教育ノートより「キーワード国語」、
教育雑誌「授業研究21」から「国語科・問題解決」についてです。

20年前の雑誌記事、さすがに古く感じます。 


今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『作品の本質』 = 中心人物のイメージ変化の過程」
- 懐かしく思い出します。


・「文章完成法 ~ 子供心理理解」
- 自由題で作文を課すと、貸し出しに困ってしまう児童の多いこと…
 「文章完成法」の練習が、作文嫌いを減らすことにつながるかも知れません。
  わたしも、日記の宿題に「自由題」か「指定題」(「今日楽しかったこと№1」など)
 を出しています。    


・「『10の私』を書かせる = 心理学『Who Am I』」
- 自分を見つめる一助となります。
  わたし自身にも役立ちます。
 

・「些細なことに全力を  大森修」
- よい言葉だとつくづく感じます。


<いちゆうのヒト in 浜松 vol.10>
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毎年夏の恒例、浜松出身の講談師・田辺一邑さんの
「いちゆうのヒト in 浜松 vol.10」が、今夏も浜松市地域情報センターで開かれます。
今回は来年の大河ドラマいだてん特集「古橋廣之進と田畑政治」。
高田柊(ヨーヨー世界チャンピオン)さん、
田辺凌鶴さんの「金栗四三」、
田辺いちかさんの出演も!
時間があえば、ぜひお楽しみください。

以下のサイトに
http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422




<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー








☆キーワード「国語」⑱-国語科・問題解決 「授業研究21」1998.8月号
 

◇読み方能力の基本

「作品の本質」=中心人物のイメージ変化の過程


 初めのイメージ  ←→ 終わりのイメージ


 変化の要因・どこで変わったか





◇文学的文章の学習課題

「どんなお話ですか。また,前に読んだお話とどんなところが違いますか」







◇未完成な文章を完成させる 松原達哉(立正大)
 
□文章完成法 ~ 子供心理理解

 ・昨日私は~

 ・おかあさんは~

 ・私の嫌いなものは~

 ・私が欲しいものは~

 ・私が一番心配なことは~

「自分の体験を素直に書く」 



□「10の私」を書かせる = 心理学「Who Am I」

1~10 
 1 「私は・・・・」

2「私は・・・・」



 10「私は・・・・」






◇国語授業
  
 ① 教師による教材の読み聞かせ


 ② 感想書き(箇条書き)と発表


 ③ 題名の横に□10個書く(教材終了までに最低十回)


 ④ 起立して一回音読(読めない字は「なになに」と読む)


 ⑤ 読めない字に線引き・読み方調べ





◇些細なことに全力を  大森修
  
 国語 

 - 教科書,ノート,筆記用具(鉛筆5本,定規,赤青鉛筆)


 教科書を開く


 音読(教師)


 音読(立→着→止めと言うまで)


 指名なし音読


 書き出し文視写 ~ 終わった子ノート点検


 赤定規で囲む 



「些細なことに全力を尽くすことから」

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