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キーワード「家庭教育」⑩-(1)「子どもやがて悲しき50年」 村上義雄編 太郎次郎社 1995年 (2)「斉藤茂太心がラクになる事典」PHP 1996年 [読書記録 教育]

今回は、8月12日に続いて、自分の「教育ノート」より、
キーワード「家庭教育」でまとめたもの10 回目の紹介です。



「子どもやがて悲しき50年」 村上義雄編 太郎次郎社 
「斉藤茂太心がラクになる事典」PHP



いずれも出版が随分前の本です。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「大人たちは時間も空間も含めて子供たちの世界を制圧しようとしている。」
- いや、大人もこれらを奪われている…


・「会う場所と一人でいる場所があった。」
- わたしは、今でも、大勢でいるより一人でいる方が好きです。


・「目に見えるものは随分豊富になっているけれど,目に見えないものを大事にしなくな
っちゃった。」








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http://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=21422








☆キーワード「家庭教育」⑩-(1)「子どもやがて悲しき50年」 村上義雄編 太郎次郎社 1995年 (2)「斉藤茂太心がラクになる事典」PHP 1996年

(1)「子どもやがて悲しき50年」 村上義雄編 太郎次郎社 1995年
 
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□50年で  

 ○ 子どもが自分の時間を持てなくなった。
  自分で所有し自分で使える時間が少ない。


 ○ 子どもが自分の空間を持てなくなった。



大人たちは時間も空間も含めて子供たちの世界を制圧しようとしている。
  



□「三間」が消えた  

 「時間」・「空間・「仲間」

   |

 以前 : 出会う場所と一人でいる場所があった。

   ∥

   放って置かれたのが良かった。
五日制 ← 受け皿なんてどうでもいい。 好きにさせたい。
  



□60年代 

 大人が多忙に
教育は子どもを企業社会にうまく適合させるための道具になった。



  素敵に暮らすにはどうしたらよいか。
  

「大人はすぐにちょっかいを出したがって困る。」


「目に見えるものは随分豊富になっているけれど,目に見えないものを大事にしなくなっ
 ちゃった。」


 漫画に原っぱが出てこなくなった。








(2)「斉藤茂太心がラクになる事典」PHP 1996年
 
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□家庭 

 子どもには最低限の躾を。
  「他人様に迷惑を掛けるな・」  



 父親の働く姿を見せてやる。

  → 家庭にも仕事を堂々と持ち込む。



□ストレスゼロでは成長しない。
ストレスがあるから生きるための抵抗力が備わる。



 生き物というものは適度にストレスに慣らしておいた方が強く育ち,少々の困難にも生
き抜く力を持つ。



 ストレスを与えるのは父親の役目。



□何はなくとも「夫婦仲良く」

家族は小宇宙 = 父親が太陽,母親は太陽の周りを回る惑星


 
□「仁」の徳目

  長男的性格  … 慎重・控えめ・責任感が強い。

 
次男的性格  … 冒険的・おしゃべり・甘ったれ。


  ユーモア   … 「○○にもかかわらず笑うこと」


 ※ 「心をいやす場所」
     落ち着ける自分だけの場所を。



□体験 

 現代っ子 
   物質的に豊かで便利な生活。



生活体験の不足。 
    倫理観の低下。 
自立の遅れ。


 夏 
  子どもの姿が見られなくなった
     クーラーとゲームの生活


  個別の遊び



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