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「斉藤喜博さんはこんなことを」① [読書記録 教育]

今回は、わたしの読書ノートから教育実践者として知られた斎藤喜博さんの本の要約。
「斎藤喜博さんはこんなことを」1回目の紹介です。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「難物だと言われる子どもから学ぶ。」


・「子どもにとっての誇り = 教師が勉強家」
- 常に学習者でありたいと思っています。


・「一番自分の得意な教科で一日1時間だけ徹底的な仕事をすればよい」



・「一日一人一回は(発表させる) → 立たせたら必ず言わせる。」
- 恥をかかせないことが大切ですね。


・「そのときどきの課題をつくって突破させていく。」



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☆「斉藤喜博さんはこんなことを」①

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◇教師の仕事

 一人一人の子どもの成長を助ける。


「決められたことを一方的に教えるのではなくて,子どもの事実に従って,子どもの持っ
 ているものを引き出していく。」





◇訓練

1 自分の実践から学ぶ
  
   才能は仕事をしながらつくる。  

   実践記録から学び実践してみる。

実践すると理論が分かる。
 


2 他人の経験を,どうしても繰り返して体験してみないとダメだ。

   模写 - 自分の実践を創り出すために。



3 先人に直接手を取って教えてもらう

   原則的なものを自分の身に取り込む。  

   介入授業(横から口を挟む)。



4 難物だと言われる子どもから学ぶ。  

   医者と同じ



5 教師が学習するとき。

   子どもにとっての誇り = 教師が勉強家

     ↓

驚きを感じさせる努力を

 「一番自分の得意な教科で一日1時間だけ徹底的な仕事をすればよい」



能率が上がり力も付く



6 共に学ぶ姿勢  

   教えることによって新しい世界へ



7 横暴さをとる






◇授業
  
 子どもの事実教材の事実に従って


→ 選択する(発言)


→ 構成する


 ① 教師の教養-魅力


 ② 教師の知識


 ③ 科学・芸術の知識


 ④ 教材解釈


 ⑤ 方法・技術


 ⑥ 表現力の豊かさ






◇発問
 
1 一般的に言わない。  

   具体的に限定して → 深く考える。



2 第2第3の発問をする。

   ヒント・説明



3 全員に考えさせる。 

   一日一人一回は → 立たせたら必ず言わせる。



4 記憶し選択する能力。





◇聞き取り

1 聞き取り違いは必ず反駁し訂正する。

   → だらだらしない



2 2種類の発言

 ① 借り物の発言。


 ② くどくど言うがすばらしい(中味がない・苦悶)。


 明確に聞き分ける





◇具体的な手入れ
 
 子どもに対して具体的手入れ。を  


 2行続きを一息で(技術)





※怠惰にさせない。

 ① 良いときには感動の声を。

    「いいぞ」


 ② 悪いときには手入れを。

   「こうしろ」


「一人を攻めることにより全体にも」





◇課題づくり

□そのときどきの課題をつくって突破させていく。

  大きな課題と小さな課題





◇授業
  
 授業という教師の本来の仕事の中でどれだけ子どもの持っている可能性を引き出し得る



 「見る」 と  「見える」

藪医者 名医


□教師の表現力 = 子どもの前では必死になる

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