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「慢性疲労は首で治せる」松井孝嘉 角川ONEテーマ 2009年 [読書記録 一般]

今回は、松井孝嘉さんの
「慢性疲労は首で治せる」の紹介です。


慢性の肩こりに悩むわたしとしては、読まなければならない本だと思いました。



出版社の案内には、

「頭痛やめまい、慢性疲労、肩こり、そしてうつや更年期障害……。治療の難しかった病
 気が、すべて首の筋肉の異常によると発見した松井医師。その病気『頚性神経筋症候群』
 の解説と治療、自分できる予防法が明らかに!」

とあります。






今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「人間の頭はボウリングのボールと同じ重さ
- うつむき加減の同じ姿勢で作業をすることは負担」


・「パソコンを使っている人たちが危ない - ゲーム首と認知症」


・「対症療法は害になることもある
- 物理療法,低周波治療器,遠赤外線,電気鍼,注射,ホットパック」


・「首はいつも『温めておく』のが大切」




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☆「慢性疲労は首で治せる」松井孝嘉 角川ONEテーマ 2009年

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◇はじめに  

 頸性神経筋症候群





◇その不調の原因は首にあった

1 原因不明の病気,実は頸性神経筋症候群

  不定愁訴と頸性神経筋症候群
    「モグラ叩き療法」を続けていた患者さんの声


 「更年期障害」のいい加減な診断基準
  


2 頸性神経筋症候群,発症のメカニズム 

  首に密集する神経 

   - 自律神経 交感神経  = アクセル

副交感神経      = ブレーキ

   ※ 自律神経のブレーキが利かなくなる状況


  大事なポイントは36箇所
    「固くなっている頸部の筋肉のポイント」

  「ムチウチ=治らない病気」は過去の話


  人間の頭はボウリングのボールと同じ重さ
うつむき加減の同じ姿勢で作業をすることは負担


 「首凝り」が頭痛を招く理由
    ① 緊張性頭痛  7割 その大部分は首凝り

    ② 偏頭痛(片頭痛)


    ③  群発性頭痛



3「慢性疲労症候群」,めまいと鬱は「首の異常」を疑え 

 「慢性疲労症候群」という現代病 軽症うつ


 雅子さまと適応障害
   200万人が苦しむ線維系の病気


 パソコンを使っている人たちが危ない
   ゲーム首と認知症




◇その「不調」は病気のサイン 問診票による自己診断ポイント
  
1 頸性神経筋症候群と「頭痛」と「めまい」 

多くの人が苦しむ「頸性頭痛」 
    片頭痛と群発性頭痛


  自覚できる「首のはり」
分けて考えにくい「首凝り」と「肩こり」かぜひきやすいのは自律神経異常  


2「自律神経失調症」と目のトラブル  

  吐き気の原因はいろいろ  

  首の痛みで眠れない

  血圧不安定も治る 
    主訴にもなりうる「多汗症」 目
  


3「慢性疲労症候群」とうつの正体 

  冷え性は細い首が原因(頭がのぼせる,手足が冷たい,しびれる)


  健康な首の持ち主は10%







◇治らないはずの難病が治った

1「慢性疲労症候群」
   めまいはこうして完治する 


2 誤解が生み出した初老期うつと若年性アルツハイマー







◇誰でも実践できる「予防&治療術」

1 すべての症状を消失させる「首治療」

  対症療法は害になることもある
物理療法,低周波治療器,遠赤外線,電気鍼,注射,ホットパック

  一週間で実感できる治療効果



2 首のダメージをリセットする方法

 「自宅で治す」を考える


 最大の問題は「パソコン中の姿勢」
   パソコン病は筋肉の休憩が大切
 
  ① ノートパソコンを避け,デスクトップパソコンを使用するように


  ② 15分ごとに一回の休憩で病気知らずに
15分に30秒休めば,パソコンはいくらでもできる


 松井式ネック・リラクゼーションとは?
①  まずは準備運動 ゆっくり首を左右に2,3回回す

②③ 椅子にもたれかかり首の後ろ,首と頭の境目の位置に手を添え,両手を組む 


  ④⑤ 頭を後ろにそらせていって,負担のかからない程度の位置で止めて,30秒間
     静止しておく



3 首は冷やさない

 首はいつも「温めておく」のが大切

 外出の際は必ずマフラー
  外傷と偏頭痛は例外


 「全身浴」のすすめ 
  入浴時の注意  ①外気導入 ②すぐに髪を乾かす


 風邪と首の自律神経の関係


 自宅で 
  ①マフラーを緩く巻き付ける 

  ②蒸しタオルを首の後ろに

  ③ 首も全身浴 

④ドライヤーで首の後ろを温める



× 
①姿勢-同じ姿勢をずっと続けていること(特にうつむいていること)


② 冷え-首を冷やすこと


③ 緊張-緊張姿勢を長く続けていること


④ 疲労-肉体疲労,精神疲労の蓄積は諸症状を引き起こしやすくする
⑤外傷-頭や首を強打する事故やけが


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