「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ① [読書記録 教育]
「押しつけなければ『やる気』が出る」
「勉強を『押しつけない,強制しない,命令しない』」
今回は、平井雷太さんの
「セルフラーニング どの子にも学力がつく」1回目の紹介です。
以前、平井さんの経営する塾に行ったことがあります。
プリント学習が効果的に行われていました。
出版社の案内には、
「著者はプリント教材によって、子どもがすすんで学び、学力がつくユニークな『セルフ
ラーニング』(らくだ学習法)の教室を主宰しています。現在までに学んだ生徒数はお
よそ3000人、全国で50近い教室ができています。そのノウハウを説いた小社『セルフ
ラーニング』は初版から15年ロングセラーとなってきましたが、このたび待望の新版
が完成しました。子どもの自発性や学力低下論争、教育改革への提言を盛り込み、装丁
を一新。気鋭の社会学者宮台真司氏の強力な推薦をいただきました。著者による『らく
だ学習法』(実業之日本社・筑紫哲也氏推薦)と合わせて、ぜひお願いいたします。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「押しつけない,強制しない,命令しない」
- 現代の子どもたちを指導するに当たって大変大切なことだと感じています。
・「らくだ式学習法の進め方
『答えを見て自分で考え,それでも分からなければまた聞きに来なさい』」
- 自学自習の考え方、学習法を身に付けるということでしょうか。
・「どのプリントをやったらいいのかを自分で判断できるような力を育てること
(生徒一人一人が先生になる)
= セルフラーニング」
- 課題設定をどこに置くか- が重要になります。
ここに指導者のアドバイスを生きます。
・「算数・数学は計算だけ,国語は漢字だけ,英語は英作文だけ」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ①
※参考図書
ジョン・ボルト「ハウ・チルドレン・フェイル(教室の戦略)」一光社
佐伯胖「わかることの意味」
◇どの子も進んで学ぶ「らくだ式学習法」
1 子どもはだれでも「勉強ができるようになりたい」と思っている
押しつけなければ「やる気」が出る
勉強を「押しつけない,強制しない,命令しない」
2 どの子も進んで勉強するようになる
3 らくだ式学習法の進め方
「答えを見て自分で考え,それでも分からなければまた聞きに来なさい」
□らくだ式はまず算数から
時計を計ってプリントをする
→ 時間を記入する
→ 裏にある解答を見て採点し,ミスの数をプリントに記入する
→ (点数は付けない)
→ 間違えた問題を答えを見ずに直す(消しゴムを使わない)
→ 間違えたところをすべて直してからまた採点し,全部が正解になるまで続ける
◎ 毎日20分くらい
◎ 宿題はどこをやるか,何枚やるかも自分で決める
(やってこなくても怒らないし,自分のペースで学習すればOK)
※ 入塾が本人の意思であることを確認しない限り入塾を受け付けない
□宿題を自分で決める
目安 3分 → 3分59秒(3分台)が合格
ミス三個以内が原則
□目的
: どのプリントをやったらいいのかを自分で判断できるような力を育てること
(生徒一人一人が先生になる)
= セルフラーニング
※ 記録表に書かれた情報をベースにして,わたしと子どもとが話し合ってどの程度のレ
ベルの宿題を何枚持って帰るか納得の上で決めていく。
□原則は週一回
◎ 宿題についても出席についても母親が声掛けをしないように
「押しつけない,強制しない,命令しない」
□かけ算九九のルビ振り教材
良い面
① 紙面が大きい
② 子ども自身がすぐに答え合わせができる
③ プリント一枚あたりの時間数と目安の時間
④ 読み仮名付きの九九
⑤ 子どもが一人でやれること
□国語・英語の教材
Aパターン
・ まずルビを振り読み方を確認する。
・ 読める漢字の書きを練習する。
・ 書き順を見る。
Bパターン
Cパターン ヒントなしで
国語教材 … 漢字だけ
英語教材 … 英文を書くだけ
|
この教材ですべてを担おうとしないからセルフラーニングが可能になる。
算数・数学は計算だけ,国語は漢字だけ,英語は英作文だけ
「勉強を『押しつけない,強制しない,命令しない』」
今回は、平井雷太さんの
「セルフラーニング どの子にも学力がつく」1回目の紹介です。
以前、平井さんの経営する塾に行ったことがあります。
プリント学習が効果的に行われていました。
出版社の案内には、
「著者はプリント教材によって、子どもがすすんで学び、学力がつくユニークな『セルフ
ラーニング』(らくだ学習法)の教室を主宰しています。現在までに学んだ生徒数はお
よそ3000人、全国で50近い教室ができています。そのノウハウを説いた小社『セルフ
ラーニング』は初版から15年ロングセラーとなってきましたが、このたび待望の新版
が完成しました。子どもの自発性や学力低下論争、教育改革への提言を盛り込み、装丁
を一新。気鋭の社会学者宮台真司氏の強力な推薦をいただきました。著者による『らく
だ学習法』(実業之日本社・筑紫哲也氏推薦)と合わせて、ぜひお願いいたします。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「押しつけない,強制しない,命令しない」
- 現代の子どもたちを指導するに当たって大変大切なことだと感じています。
・「らくだ式学習法の進め方
『答えを見て自分で考え,それでも分からなければまた聞きに来なさい』」
- 自学自習の考え方、学習法を身に付けるということでしょうか。
・「どのプリントをやったらいいのかを自分で判断できるような力を育てること
(生徒一人一人が先生になる)
= セルフラーニング」
- 課題設定をどこに置くか- が重要になります。
ここに指導者のアドバイスを生きます。
・「算数・数学は計算だけ,国語は漢字だけ,英語は英作文だけ」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ①
※参考図書
ジョン・ボルト「ハウ・チルドレン・フェイル(教室の戦略)」一光社
佐伯胖「わかることの意味」
◇どの子も進んで学ぶ「らくだ式学習法」
1 子どもはだれでも「勉強ができるようになりたい」と思っている
押しつけなければ「やる気」が出る
勉強を「押しつけない,強制しない,命令しない」
2 どの子も進んで勉強するようになる
3 らくだ式学習法の進め方
「答えを見て自分で考え,それでも分からなければまた聞きに来なさい」
□らくだ式はまず算数から
時計を計ってプリントをする
→ 時間を記入する
→ 裏にある解答を見て採点し,ミスの数をプリントに記入する
→ (点数は付けない)
→ 間違えた問題を答えを見ずに直す(消しゴムを使わない)
→ 間違えたところをすべて直してからまた採点し,全部が正解になるまで続ける
◎ 毎日20分くらい
◎ 宿題はどこをやるか,何枚やるかも自分で決める
(やってこなくても怒らないし,自分のペースで学習すればOK)
※ 入塾が本人の意思であることを確認しない限り入塾を受け付けない
□宿題を自分で決める
目安 3分 → 3分59秒(3分台)が合格
ミス三個以内が原則
□目的
: どのプリントをやったらいいのかを自分で判断できるような力を育てること
(生徒一人一人が先生になる)
= セルフラーニング
※ 記録表に書かれた情報をベースにして,わたしと子どもとが話し合ってどの程度のレ
ベルの宿題を何枚持って帰るか納得の上で決めていく。
□原則は週一回
◎ 宿題についても出席についても母親が声掛けをしないように
「押しつけない,強制しない,命令しない」
□かけ算九九のルビ振り教材
良い面
① 紙面が大きい
② 子ども自身がすぐに答え合わせができる
③ プリント一枚あたりの時間数と目安の時間
④ 読み仮名付きの九九
⑤ 子どもが一人でやれること
□国語・英語の教材
Aパターン
・ まずルビを振り読み方を確認する。
・ 読める漢字の書きを練習する。
・ 書き順を見る。
Bパターン
Cパターン ヒントなしで
国語教材 … 漢字だけ
英語教材 … 英文を書くだけ
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この教材ですべてを担おうとしないからセルフラーニングが可能になる。
算数・数学は計算だけ,国語は漢字だけ,英語は英作文だけ