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「致知」2003年7月号(前半) [読書記録 一般]

「子どもたちは本来伸びるものです。そして伸びたときには何も言えないいい笑顔を見せ
 てくれるのです。その笑顔にわたしたち教師はいつも勇気を与えられます。」




今回は、月刊誌『致知』
2003年7月の記事の要約を紹介します。

今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「私の課題は私自身を成熟させることだ」


・「リストラ … 要るものだけを残したらその中から要らないものが出てくる」
- アリの法則ですね。


・「何かになることを期待するより、現在あるものをちゃんと見極めて、川の流れの中に
 自分の人生を見ていこう」





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☆「致知」2003年7月号(前半)

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◇反省ある日々を送る  稲盛和夫
   利己的な心を浄化する  反省=利己的な心を浄化すること → 利他へ
   不断の努力で心を純粋に






◇「我流(われりゅう)」を行く
   
□ロダン  

 孤独の中で黙々と修行 


 1902年~ 
  リルケが2年間秘書


 リルケ ロダンに接して
「ここに生き神様がおられる。これだけ我慢でき、これだけ自分の仕事に情熱を注ぎ
   得る人は神さまだ。」



後年 
   「私の課題は私自身を成熟させることだ」




□「我流」 = 「自分自身を成熟させること」

 × わがまま 気まま 自分勝手


 「守破離」 
    守 = 厳しく鍛えて基礎を完璧に自分のものにする

    破 = 守の向こうに創造性が芽生える

    離 = 自分のリズムで自在に動く境地が出てくる

離 = 我流


 「守」がなければ「破」にも「離」にも至り得ない








◇学究への道  木田元(中央大学名誉教授) 渡部昇一(上智大学名誉教授)

 ドストエフスキーとの出会い


 斉藤信治 
   哲学者「存在と時間」


 暗記のための必須3項目


 一日10時間を80日間ひたすら暗記


 出会いと経済事情


 一字一句をゆるがせにせず








◇今こそ日本流に立ち戻れ 松長有慶(高野山大学元学長)市川覚章

□自分でお手本を見つけ出せ 
   アメリカ流でなく日本流の生き方



□多元的な価値観を取り戻せ
   リストラ … 要るものだけを残したらその中から要らないものが出てくる

        ↑↓

   つながりを大切にする


□密教の世界は多元的な価値観
合理性 → セクショナリズム  
       組織を冷たいものにしてしまう


 
□根源 
  ① アメリカの独り勝ち = 価値観の一元化

② ITの異常な発達

  ○ 自分にとって役立つ価値観なら認めるけれども、自分も一歩下がることはしない
   


□多価値も含む器量を持て 

 上に立つ人の器量 
  「若者たちの自立性をどのように育んでいくか」



□澄み渡る目をつくる

 真言密教 
  「理趣経」人間の欲望を否定せず活かすことを考える


 秘密の教え
  「密教」…秘密でないところまで自分を高める


 澄み渡る目を作るには? エゴを捨てる


 世俗を捨て世俗の中に入れ
弘法大師 「三教指帰」儒教・道教・仏教

  儒教 実利の世界

  道教 欲望を捨てた世界

仏教 世俗を捨てながら世俗の中にいる

   密教…仏になったつもりで生ききること


□エゴを捨てたら人はついてくる

  人望が何より大切

器量とか器というものを大きくすることで体質改善を



□私は私の道を探し続ける

ヘルマン・ヘッセ「シッダーフレタ」

何かになることを期待するより、現在あるものをちゃんと見極めて、川の流れの中に
 自分の人生を見ていこう







◇我流の教育を貫く 陰山英男

□教育の信頼を目指して         
 ピンチは最大のチャンス


□読み書き計算はすべての基礎
   

□教育改革は社会改革  

 学力には健全な生活習慣が大前提


□子どもたちの笑顔さえあれば

 子どもたちは本来伸びるものです。そして伸びたときには何も言えないいい笑顔を見せ
てくれるのです。その笑顔にわたしたち教師はいつも勇気を与えられます。



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