SSブログ

「21世紀の民俗学」畑中章宏 角川書店 2017年 [読書記録 民俗]

今回は、畑中章宏さんの
「21世紀の民俗学」を紹介します。



出版社の案内には、


「テクノロジーや流行と神仏・祭り・習俗が絡みあう、現代日本のリアルとは?
 自撮り棒、事故物件、宇宙葬、ホメオパシー、アニメ聖地巡礼、無音盆踊り、河童の選
 挙権……?
 未来のようでいて過去、あまりに古くて新しい。インターネット、スマホ、最新テクノ
 ロジーが神仏・祭り・習俗と絡みあう新世紀のリアルとは――?
 柳田国男や宮本常一以来、不安定で流動的な現象の中にこそ日本人の変わらぬ本質を見
 出してきた民俗学が、新時代に切り込む。
 民俗学者による『WIRED.jp』異色の人気連載が最終章『ありえなかったはずの未来』
 を大幅加筆してついに単行本化!」


とあります。



民俗学にわたしは惹かれます。



目次のような要約になってしまいましたが、
キーワード、見知を広めるきっかけだと考えることもできます。




<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー








☆「21世紀の民俗学」畑中章宏 角川書店 2017年 

1.jpg

◇はじめに
 
民俗学
 「日本人の行動様式や思考のありよう」について考える学問
 


柳田国男
 「わたしの案は日本一小さい家だ。この家の小ささという運命から、わたしの民俗学へ
  の志を発したといってよい」



宮本常一 
  貧しい農家の長男としての出自と不可分な貧困の問題に取りくみ続けた
 


ザシキワラシと自撮り棒 
一つ目、一本足の道具
 


宇宙葬と星名の民俗学者
心霊学の時代 
  野尻抱影「星名の民俗学」
 


薬師如来と「ガルパンの聖地」
 


テクノロジーの残酷



景観認知症 
  失われた場所の記憶
 


文殊菩薩の化身たち 
 「ちいさこべ」
 


無音盆踊りの風流
「新野の盆踊り」 静か 



ポケモンGOのフィールドワーク
 


野の機能美と戦後建築
 


複数のアメリカ国家
ポール・サイモン「アメリカのうた」American Tune 
  → オバマ・キャンペーン・ソング



UFO学のメランコリー



山伏とホメオパシー



お雑煮の来た道  
  もちなし正月
 


すべての場所は事故物件である
 


河童に選挙権を!



大震災の失せ物




◇畑中章宏

1962年大阪生 近大法卒
nice!(151)  コメント(0) 
共通テーマ:学校