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「弱い日本の強い円」佐々木融 日経プレミアシリーズ 2011年 ③(最終) [読書記録 一般]

今回は、1月22日に続いて、佐々木融さんの、
「弱い日本の強い円」の紹介 3回目 最終です。




いろいろな意見がありますが、近い将来どうなるのかは明かではありません。


読んでいた当時は分かったつもりでも、いまとなってはすっかり分からなくなっていることも多数あります。
わたしの苦手な分野ですが、少し分かったような気にさせてくれました。



出版社の案内には、


「大震災直後に最高値更新―その理由がわかりますか?『財政赤字拡大で円安に』『人口
 減で円は売り』『為替相場は国力を反映する』―市場に溢れる誤った解説を一刀両断。
 為替相場を見る基本をやさしく解説。日経のランキングでも常にトップを争う人気スト
 ラテジストが、誰もが持つ疑問に答えながら、為替相場のメカニズムをやさしく解説し
 ます。」



とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「海外投機筋のせいにするのはやめるべき」


・「必要なのは相場観ではなく『情報』」


・「米国は群を抜く世界最大の経常赤字国」


・「介入で『円高誘導』などできない」






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☆「弱い日本の強い円」佐々木融 日経プレミアシリーズ 2011年 ①(最終)

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◇円に買われる理由などいらない

 投機筋のフローにより貿易収支が重要


 為替相場にとっては片道切符の動きが重要


 資本の流れで過去の円相場は説明できる


 「ヘッジ付き」かどうかが重要な理由


 日本は簡単には経常赤字国にはなれない


 円に買われる理由などいらない


 海外投機筋のせいにするのはやめるべき


 投機的な取引を規制することの意味
  もちろん違法・過激なレバレッジ取引は監視必要






◇強い雇用統計で売られるドル

 短期的な動きとマクロ経済で説明するのは困難


 ファンタメンタリズムに沿った動きとは?


 なぜ強い米雇用統計で米ドルが売られるのか


 必要なのは相場観ではなく「情報」


 日経平均株価と米ドル/円相場
  - 鶏とたまごの関係






◇米ドルは最弱通貨

 米国は群を抜く世界最大の経常赤字国






◇介入で「円高誘導」などできない






◇佐々木融

 1992年 アメリカ 
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