「ルポ塾歴社会」おおたとしまさ 幻冬舎新書 2016年 [読書記録 教育]
今回は、おおたとしまささんの、
「ルポ塾歴社会」を紹介します。
わたしたちが子どもの頃は、補習的な塾に通う子が多く、
費用もそうかからなかったと覚えているのですが、随分様子が変わってきているようです。
地域差も大きいように感じました。
学力と「親の関与度が高さ」は大きな関連があることは分かりますが、
それは親の経済力の関与度のみではないと考えます。
二極分化が大きなキーワードだと感じました。
出版社の案内には、
「開成、筑波大付属駒場、灘、麻布など進学校の中学受験塾として圧倒的なシェアを誇る 『サピックス小学部』。そして、その名門校の合格者だけが入塾を許される、秘密結社
のような塾『鉄緑会』。なんと東大理IIIの合格者の6割以上が鉄緑会出身だという。い
まや、この二つの塾がこの国の“頭脳"を育てていると言っても過言ではない。本書で
は、出身者の体験談や元講師の証言を元に、サピックス一人勝ちの理由と、鉄緑会の秘
密を徹底的に解剖。学歴社会ならぬ『塾歴社会』がもたらす、その光と闇を詳らかにす
る。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「サピックス小学部」「鉄緑会」「浜学園」「平岡塾」「SEG」
- 地方都市に住むわたしには初めて聞く名前もあります。
・「これまでもかと復習を繰り返すシステム」
・「人気進学校を査定して指定校を集める」「2009年ベネッセグループに加わる」
・「受験勉強の達人は大人になってからパッとしない」
-「パッとする」ことがどのようなことを表すのか分かりませんが。
・「受験もプロに頼る時代」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「ルポ塾歴社会」おおたとしまさ 幻冬舎新書 2016年
◇はじめに
□5万軒の塾
□「サピックス小学部」「鉄緑会」
◇サピックス ~ 鉄緑会という王道
□中学受験を終えても塾通いは続く
□筑駒合格者の7割以上はサピックス出身
2015 開成中 定員300名中サピックスからの合格者は245名(8割以上)
395名の合格者 6割以上
筑駒 募集120名 合格者128名 サピックスからは90名
□関西は浜学園 1強
□サピックスの最上位クラスだけを集めたような塾
鉄緑会 指定校13校
□灘高生徒の1/4は鉄緑会大阪校に在籍
□東大医学部合格者の6割以上は鉄緑会出身
□鉄緑会が勉強のペースメーカー
□受験指導の鉄緑会 英語の平岡塾 数学のSEG
□受験勉強の達人は大人になってからパッとしない
□町の弁護士になるのは「負け」?
◇サピックス 独り勝ちの理由
□TAPから分裂してサピックスが誕生
□サピックスを代ゼミが買収 2009年
□中学入試オタクが集まる塾だった SAPIX
「アクティブラーニング」を先取り
45年 17~20時 ぶっ続け 学力上位層向け
6年 17~21時
□親の関与度が高い
□これまでもかと復習を繰り返すシステム
□費用は3年間で約250万円
◇鉄緑会という秘密結社
□人気進学校を査定して指定校を集める
□2009年ベネッセグループに加わる
□東大はガリ勉を求めていない
◇塾歴社会の光と闇
□受験もプロに頼る時代
□日本で学歴社会が成立しないわけ
□学歴は自由を保障する通行手形だった
洛南高校
- 東寺の中 しゅげい種智院から派生した学校
公文
□就活下克上
「ルポ塾歴社会」を紹介します。
わたしたちが子どもの頃は、補習的な塾に通う子が多く、
費用もそうかからなかったと覚えているのですが、随分様子が変わってきているようです。
地域差も大きいように感じました。
学力と「親の関与度が高さ」は大きな関連があることは分かりますが、
それは親の経済力の関与度のみではないと考えます。
二極分化が大きなキーワードだと感じました。
出版社の案内には、
「開成、筑波大付属駒場、灘、麻布など進学校の中学受験塾として圧倒的なシェアを誇る 『サピックス小学部』。そして、その名門校の合格者だけが入塾を許される、秘密結社
のような塾『鉄緑会』。なんと東大理IIIの合格者の6割以上が鉄緑会出身だという。い
まや、この二つの塾がこの国の“頭脳"を育てていると言っても過言ではない。本書で
は、出身者の体験談や元講師の証言を元に、サピックス一人勝ちの理由と、鉄緑会の秘
密を徹底的に解剖。学歴社会ならぬ『塾歴社会』がもたらす、その光と闇を詳らかにす
る。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「サピックス小学部」「鉄緑会」「浜学園」「平岡塾」「SEG」
- 地方都市に住むわたしには初めて聞く名前もあります。
・「これまでもかと復習を繰り返すシステム」
・「人気進学校を査定して指定校を集める」「2009年ベネッセグループに加わる」
・「受験勉強の達人は大人になってからパッとしない」
-「パッとする」ことがどのようなことを表すのか分かりませんが。
・「受験もプロに頼る時代」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「ルポ塾歴社会」おおたとしまさ 幻冬舎新書 2016年
◇はじめに
□5万軒の塾
□「サピックス小学部」「鉄緑会」
◇サピックス ~ 鉄緑会という王道
□中学受験を終えても塾通いは続く
□筑駒合格者の7割以上はサピックス出身
2015 開成中 定員300名中サピックスからの合格者は245名(8割以上)
395名の合格者 6割以上
筑駒 募集120名 合格者128名 サピックスからは90名
□関西は浜学園 1強
□サピックスの最上位クラスだけを集めたような塾
鉄緑会 指定校13校
□灘高生徒の1/4は鉄緑会大阪校に在籍
□東大医学部合格者の6割以上は鉄緑会出身
□鉄緑会が勉強のペースメーカー
□受験指導の鉄緑会 英語の平岡塾 数学のSEG
□受験勉強の達人は大人になってからパッとしない
□町の弁護士になるのは「負け」?
◇サピックス 独り勝ちの理由
□TAPから分裂してサピックスが誕生
□サピックスを代ゼミが買収 2009年
□中学入試オタクが集まる塾だった SAPIX
「アクティブラーニング」を先取り
45年 17~20時 ぶっ続け 学力上位層向け
6年 17~21時
□親の関与度が高い
□これまでもかと復習を繰り返すシステム
□費用は3年間で約250万円
◇鉄緑会という秘密結社
□人気進学校を査定して指定校を集める
□2009年ベネッセグループに加わる
□東大はガリ勉を求めていない
◇塾歴社会の光と闇
□受験もプロに頼る時代
□日本で学歴社会が成立しないわけ
□学歴は自由を保障する通行手形だった
洛南高校
- 東寺の中 しゅげい種智院から派生した学校
公文
□就活下克上