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「リーディング戦後日本の思想水脈 日常からの挑戦」鶴見太郎編 岩波書店 2016年 [読書記録 一般]

今回は、鶴見太郎さんがの編による
「リーディング戦後日本の思想水脈 日常からの挑戦」の要約を紹介します。


出版社の案内には、

「郷土,職場,サークル,隣近所などの日々の暮らしと人間関係に支えられた発想は,柔
 軟性に富んだ独創的な運動を生み出した.政治運動から民話の世界まで,日常の生活感
 覚を基盤とした思想の系譜を原典で辿り,未来への展望を探る」

とあります。


懐かしい本が何冊も…





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☆「リーディング戦後日本の思想水脈 日常からの挑戦」鶴見太郎編 岩波書店 2016年

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◇柳田国男

 「窓の灯」1946 
   
   氏神研究 民間伝承の会




◇中野重治

 「わかりやすい言葉を」1946年




◇太宰治

 「苦悩の年鑑」1946年




◇花森安治

 『服飾の読本』1950年

飾りすぎるな  本当の美しさ わざとらしさについて 通学服は花のように

粋と上品と   個性とは欠点の魅力である 自分に合うデザイン

身だしなみに大切な3つ 
      ① 髪をきれいに 

      ② 爪をよく切ってきれいに 

      ③ 靴をいつも磨いて




◇梅棹忠夫

 「アマチュア思想家宣言」1954年




◇西山夘三

 「生活革新のヴィジョン」1966年
  食寝分離 NDK ものの? 整理学 五万円文化




◇無着成恭

 子どもと共に生活して
   『山びこ学校』あとがき 1950年


 山形県山元村中学校
   生徒の生活記録 芦田恵之助


 ほんものの教育




◇谷川雁

 「さらに深く集団の意味を」1958年
 
サークル村 1958年




◇石牟礼道子

 「とんとん村」(抄)1959-1960




◇深沢七郎

 「楢山節考」1956

   近代の合理性では片づけることのできない感情

    おりん




◇木下順二

 「民話について-劇作家として考える」1952年




◇佐藤忠男

 「忠誠心の映像」1971年

   被治者の願い    - やくざ・三島・全共闘

    長谷川伸の作品から - 義理と人情は対立するのか




◇長谷川摂子

 「私の領分は出雲弁-私の日記1」2008年




◇小林トミ

 「それはこうして始まった」1960年
 
  安保反対




◇大城立裕 

 「正直になろう」1971年




◇阿波根呂鴻

 『米兵と農民』1973年
   米軍と農民の根気比べ

 伊江島




◇岡田さなえ

 書き書 『三里塚の夫人たち』(抄)1972年




◇菅野義樹

 『大地をつなげていくために-飯舘村:農家にとっての2年間』2013年




◇島尾敏雄
 
 『ヤポネシアの根っこ』1961年




◇宮本常一
 
 『ことばと沈黙』1969 

   言霊 無言貿易 沈黙の抵抗 聞き耳




◇森まゆみ

 『自給自足の忠ちゃん幼稚園』2007年




◇中谷建太郎
 
 『ムラビトたちの憲法九条』2004年
  


 湯布院町
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