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「わたしの南無阿弥陀仏」ひろさちや 佼成出版社 2003年 ⑥ [読書記録 宗教]

「ブツブツ言わなくなった人が仏である」





今回は、3月23日に続いて、ひろさちやさんの
「わたしの南無阿弥陀仏」6回目の紹介です。




出版社の案内には、


「お題目とともに、日本人になじみの深い『なむあみだぶつ』のお念仏を『なんだってあ
 りがたい』という視点でとらえ、それを日常生活の中で実践していくためのコツを紹介
 する“お念仏的生き方”入門書。」


とあります。


ひろさんならではの文章に支えられます。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「ブツブツ言わなくなったら仏
  わたしたちはブツブツ言っておればよい
念仏を唱えるのもブツブツ言わないための一種の方便」
- わたしは凡夫で何よりと思えば楽です。


・「煩悩の火を消す方法は 自然に燃え尽きるのを待つ」
- それしかわたしにはできません。


・「阿弥陀仏も同じ一人なのだけれどそれぞれの人にとってそれぞれの阿弥陀仏がいらっ
 しゃる」





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☆「わたしの南無阿弥陀仏」ひろさちや 佼成出版社 2003年 ⑥

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〈仏〉
◇涅槃の境地
   
□ブツブツ言わなくなったら仏

「ブツブツ言わなくなった人が仏である」


 何事も「ありがたい」と受け止める


 禅 
 「莫妄想」妄想するなかれ  無業和尚
   



□煩悩の火を消す方法は?

 涅槃   
  「火が吹き消された状態」
   はからいがない状態


 お釈迦様
  35歳の12月8日に悟り = 第一の涅槃

  生命の火が食えたとき = 第二の涅槃


 自然に燃え尽きるのを待つ








◇客塵煩悩

□客塵煩悩  

 煩悩があるから救われる


 「客塵煩悩」
    煩悩は一時的に付着した塵のようなもの

= 招待なしにやってくる嫌なお客さん



 「あわてないでお客さんの性格をよく見抜く」
= 去っていくまで待つ


 浄土教
   … 煩悩は追い出そうとしても追い出せないもの

     むしろ煩悩があるからこそ救われる



 わたしたちはブツブツ言っておればよい
「念仏を唱えるのもブツブツ言わないための一種の方便」

   ブツブツ言っているのかな
  ブツブツ言っているのが「凡夫」




□阿弥陀様は一人

 阿弥陀仏はわたしたちのためにおられる


 ヒンドゥー教 
  三神 創造神 ブラフマン神 三神に繰り返す

維持  ヴィシュヌ神 トリムリティ(三神一体)

破壊神 シヴァ神

             
 1つの神の3つの表れ
阿弥陀仏も同じ一人なのだけれどそれぞれの人にとってそれぞれの阿弥陀仏がいらっ
 しゃる


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