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「好胤の言葉」高田好胤 学生社 2011年 ③ [読書記録 宗教]

「みんなが守らなくてはいけない規則をみんなが守ったとき、その制約の中に我々は目的
 地に向かって自由に車を運転していくことができる」






今回は、3月25日に続いて、高田好胤さんの
「後胤の言葉」の紹介 3回目です。




出版社の案内には、


「高田好胤がラジオを通して全国の人々に語りかけた『心を救う』三分間のはなし。」



とあります。




高田好胤さんの御名前を知る人も次第に少なくなっているのでしょうか。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「おかげさま = お加護をいただいている
 知らないところで犯している罪の恐ろしさ」


・「一人一人個人個人の欲望の集まりが公害になっている。そこにわたしの人生はあるよ
  うに思うのです」

 
・「孝行はまねごとでもいいではないか。ならず者もよくなるだろう」






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☆「好胤の言葉」高田好胤 学生社 2011年 ③

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◇おかげさまと因縁


 おかげさま = お加護をいただいている

   知らないところで犯している罪の恐ろしさ


 与力の増上縁、不陣の増上縁






◇難しく言えば「共業の所感」

 公害 = 共業の所感  
  一人一人個人個人の欲望の集まりが公害になっている
  そこにわたしの人生はあるように思うのです 


※心の内にある責任の所在をもっと真剣に明確に自覚しなければいけない






◇遭難した息子の母

「できるだけ長生きして、あの母に、あの子がいなくなってからこの世の土産話を持って
 行ってやりたいと思っております」






◇孝行はまねごとでもよい

 福島
   二本松 - 少年隊


「孝行はまねごとでもいいではないか。ならず者もよくなるだろう」






◇手を打てば「はい」と答える鳥逃げる

 手を打てば「はい」と答える鳥逃げる

- 手を打った音に変わりはないけれども、それを受け取る人の心には千差万別に受け
  取られる





◇強いばかりが女じゃない

 近江・八日市・太郎坊


 強いばかりが女じゃない、偉いばかりが女じゃない






◇批判に晒されたわたし

 自分のことは自分では分からないものだ

「他人に対して的確な批判力を持っている、それのせめて1/5でもいい、1/10でもいい
 から、自己を批判し、自己反省する心があってくれたら『どのくらい、この人のために
 幸せだろう』と思うのです」





◇自由とは制約だ

 ヨーロッパの定義
  「自由とは制約なり」


 車
  ~ 好き勝手な運転をしたらどうなるか

「みんなが守らなくてはいけない規則をみんなが守ったとき、その制約の中に我々は目的
 地に向かって自由に車を運転していくことができる」






◇親の値打ちを補うもの
 
 親の値打ちというものは、後ろ姿で子どもを教えるそこに親の値打ちがあると思う。し
かし、そのような値打ちがない、そこを補ってくれるのが神さまであり仏さまでありご先
祖さまだと言いたい。


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