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「好胤の言葉」高田好胤 学生社 2011年 ⑤ [読書記録 宗教]

「何かこれをすればどうなるか、信心するから助かるというような、何かのためにという
 行いが多すぎるのではないか」






今回は、3月31日に続いて、高田好胤さんの
「後胤の言葉」の紹介 5回目です。




出版社の案内には、


「高田好胤がラジオを通して全国の人々に語りかけた『心を救う』三分間のはなし。」



とあります。








今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「門松は冥土の旅の一里塚」


・「知らないところで犯している罪が恐ろしい」


・「一生懸命努力しなさい。怠ってはいけません。すべてのものは移り変わるのだ」


・「人を幸せにするものであるべき法を悪用する人間は悪人の最たる者」





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☆「好胤の言葉」高田好胤 学生社 2011年 ⑤

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◇門松は冥土の旅の一里塚

 一休 「門松は冥土の旅の一里塚」

     生あるものは必ず滅する



 生まれてはつひに死ぬてふ事のみぞ定めなき世のさだめなりけり



 二度とない人生、一つしかない命をやはり死というものは必ずある 
 その死を生かすということが人生








◇魚は食われて成仏するか

 知らないところで犯している罪が恐ろしい


 魚を成仏させてやるように、一生懸命われわれは努力していいことをしなければと思う
のです。 牛や豚や鶏も…







◇幽霊が消えるとき

「幽霊はお前の心がつくっていた妄想なのだよ」







◇無我の心は一つ

 仏さまの教え 
 「一生懸命努力しなさい。怠ってはいけません。すべてのものは移り変わるのだ」



 自分の努力で自分の世界をつくり出していく 神や仏を完成させるものは人間の努力で
あるのだ



 宗教の道は無我の心の真実は一つ



「清らかな心を持って努力するのが仏の教え」







◇人の詩を書いて「信」

「法」= 水が去る 

     氾濫しないように洪水しないように水を去らしめる



 水を治める 天下を治める  
  → 人を幸せにするのが政治家



 人を幸せにするものであるべき法を悪用する人間は悪人の最たる者



「信」まこと 
  亀井勝一郎「言葉は精神の脈拍である」 言霊

  = 人の詩はまことでなければならない







◇捨て身の行

「私どものほうでは、捨て身の行と申しまして、それが何のためになるかということは申
 しません。」

~ 何かこれをすればどうなるか、信心するから助かるというような、何かのために
   という行いが多すぎるのではないか

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