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「意外と知らない京都」京都新聞出版センター 井上満郎 2012年 ③ [読書記録 一般]

今回は、4月12日に続いて井上満郎さんの
「意外と知らない京都」の紹介 3回目です。



歴史を視点とした京都の魅力について教えてくれます。



出版社の案内には、


「専門家執筆陣40人を迎えて、“京都”をキーワードに歴史・伝統・文化・祭事などに関
 する52編を収 載。『京都原始から室町の幕府へ』『信長入京から幕末の激動へ』『古都
 近代の開花と伝統』『京・匠の世界』『祭事さまざま』の5章で構成しています。巻末
 には京都を知るための参考図書一覧も掲載。『京都検定』受験の参考図書として、また、
 あらためて京都を学ぶためにも格好の一書です。」


とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「(応仁の乱)大規模な戦闘はなく
 10年あまりの間小規模な戦闘をともないつつ敵味方がにらみ合い」


・「(秀吉)新町割建設(短冊形町割) = 正方形ブロックを竪半分に」


・「ゼロからの積み上げ?」







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☆「意外と知らない京都」京都新聞出版センター 井上満郎 2012年 ③

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◇応仁の乱と京都 河内将芳

□大規模な戦闘はなく

 10年あまりの間小規模な戦闘をともないつつ敵味方がにらみ合い



□将軍義教の御所「室町殿」を中心に

 主戦場は「室町殿」を中心とした極めて限定された地域

東:烏丸通 西:室町通 南:今出川通 北:上立売通



  細川勝元(東軍)が本陣
   東軍は苦戦

御構(東:烏丸通 西:堀川通 南:一条通 北:寺之内)

  → 大群に囲まれながら御構 10年余り持ちこたえた






◇金閣と銀閣 野地秀俊

□通称が早くから定着

 足利義満
   西園寺家の「北山第」を譲り受け建立した。「北山殿」の庭園の楼閣        
        ↓

  義満が亡くなると鹿苑寺



 足利義教 東山殿 → 禅寺「慈照寺」







◇信長入京 高野澄

□朝廷が「上京せよ」

 義昭を奉じて入京し、東寺を本陣とした



□あくまでも「天下布武」を目指した信長







◇秀吉の都市改造 伊東宗裕

 1585-1591

(1)洛中検地と洛中地子免除  
    
    社寺・公家・武家-洛外に


(2)方広寺大仏殿建設


(3)聚楽第と周辺の武家邸宅建設


(4)禁裏・公家町の整備


(5)新町割建設(短冊形町割)  
    
    正方形ブロックを竪半分に


(6) 三條大橋等橋梁・道路建設


(7) 御土居築造


(8) 寺院街建設(寺町)
  


□破壊と再生が

 ゼロからの積み上げ?
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