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「意外と知らない京都」京都新聞出版センター 井上満郎 2012年 ④ [読書記録 一般]

今回は、4月15日に続いて井上満郎さんの
「意外と知らない京都」の紹介 4回目です。



歴史を視点とした京都の魅力について教えてくれます。



出版社の案内には、


「専門家執筆陣40人を迎えて、“京都”をキーワードに歴史・伝統・文化・祭事などに関
 する52編を収載。『京都原始から室町の幕府へ』『信長入京から幕末の激動へ』『古都
 近代の開花と伝統』『京・匠の世界』『祭事さまざま』の5章で構成しています。巻末
 には京都を知るための参考図書一覧も掲載。『京都検定』受験の参考図書として、また、
 あらためて京都を学ぶためにも格好の一書です。」


とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「聚楽第は秀次に、大阪城は淀君と秀頼に」


・「方広寺の大仏『京都の大仏つぁん』 昭和48(1973)年消失(焼失)」


・「鉄道の開通で役目に終止符」








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☆「意外と知らない京都」京都新聞出版センター 井上満郎 2012年 ④

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◇伏見と伏見城 伊東宗裕 

□城下町伏見の出現



□第一期・二期伏見城
伏見城を隠居所に!

聚楽第は秀次に、大阪城は淀君と秀頼に

朝鮮出兵 拡張工事

文禄3年に一次城
慶長元年閏7月13日京都伏見地震で倒壊



□江戸時代に京都の外港として発展

 慶長6年(1601)再建 第三期   慶長8年(1603)二条城

居城           儀式



 廃城(一国一城令)



破壊 跡地に桃の木 → 桃山時代



□伏見 ~ 中継地







◇京都の大仏 野地秀俊

□人びとの記憶に残る大仏

 方広寺の大仏「京都の大仏つぁん」 昭和48(1973)年消失(焼失)

秀吉による 
24m → 大地震で崩壊 1596年

 秀頼
18m


 権力者のひと言により消えた大仏 東福寺







◇高瀬川物語 井上章治

□角倉家の川

高瀬川 木屋町二条~伏見港 10㎞の運河

     もともとは水深30㎝
  
     高瀬舟-底の浅い舟
 
     作ったのは角倉了以(1554-1614)素庵(1571-1632)父子      

 江戸時代 高瀬川の管理は了以の子孫
  


□高瀬川を開いた目的と結果
 
 水の道 → 木材、薪・炭。米・酒・醤油・海産物
 
 高瀬舟 13m×2m 人力
 
 鉄道の開通で役目に終止符

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