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キーワード「学級経営」⑨ [読書記録 教育]

今回は5月21日に続いて、
キーワード「学級経営」の紹介 9回目です。






今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「学級の子供たちに付けたい力」

- かつてと比べ、現在の全体としてのレベルは決して高まっていないように感じます。


・「築地学級」

- かつての「築地学級」での取り組み、現在におくとどのように評価されるでしょうか。


・「聞き取る」








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☆キーワード「学級経営」⑨



◇学級づくり

 ① 心の通い合う仲間づくり


 ② 学び合う学習環境づくり


③ 活動への意欲を生む教室環境づくり~継続


 ④ 保護者との信頼関係づくり







◇学級の子供たちに付けたい力(高学年)

 ・ その学年の新出漢字の85%以上は書ける


・ 説明文における「問題提起」と「結論」の段落対応が分かる


・ 説明文における「はじめ 中 終わり」の公正が分かる
 

 ・ 物語文における「主題」について自分の意見がまとめられる
 

 ・ 国語辞典 漢和辞典を使って20秒以内に調べることができる
 

 ・ 計算問題 文章題で90%以上正解することができる
 

 ・ 社会科で絵や写真 統計資料から「はてな」を5つ以上見つけることができる
 

 ・ 理科の実験で「統一する条件」と「区別する条件」が分かる
 

 ・ 実験や観察の「結果」と「結果から分かったこと」の区別を付けてまとめることが
  できる


 ・ 男女混合の小集団をつくるときに,不満の声があがることなく5分以内で作ること
  ができる


 ・ リーダー,サブリーダーの役割について共通理解ができていて,何をすればいいか
  分かっている
 

 ・ リーダーや司会になったこの指示を聞いて動くことができ,リーダーや司会の子も
  学級全体のことを考えて仕切ることができる
 

 ・ 教師が事細かに指示することなく,当番活動を子供たちの手で勧めることができる
 

 ・ 継続して活動している係が全体の係の2/3以上ある
 

 ・ 学級イベントを自分たちで企画し運営することができる


 ・ 話し合いを行うための方法や段取りがはっきりしていて,突然の話し合いにも対応
  できる
 

 ・ 教師が出張や不在の時,課題を伝える子や他クラスの教師との連絡役が決まってい
  て支障なく自分たちで生活できる







◇築地学級

□指示待ち人間からの脱却

 ① 「~しなさい」という指示を出す


 ② 常に子供が時間を見て動く


 ③ 授業の終わりを自分で判断させる


 ④ 自発的な行動をほめる







◇聞き取る

□教師 
 ① おもしろい話をする


② 易しい言葉をつかって目に見えるように話す


③ 人間性を磨く



□ポイント

 ① 話し手を見つめさせる


 ② 誠実に,素直に耳を傾けさせる


 ③ 頷きながら聞かせる


 ④ 最後まで静かに聞かせる


 ⑤ 質問は発言がすんでからさせる
 

 ⑥ 課題を与えて聞かせる


 ⑦ メモをしつつ聞かせる


 ⑧ 指を折りながら聞かせる


 ⑨「要するに…」とまとめさせる



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