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「家族学ことはじめ」小此木啓吾 講談社 1999年 ⑧ [読書記録 一般]

今回は、5月25日に続いて、小此木啓吾さんの
「家族学ことはじめ」8回目の紹介です。




出版社の案内には、


「人生の大半を一緒に過ごし、日常の悩みや喜び、将来の不安や希望をともにする家族。
 その形態は、時代とともに変化しているため従来の家族意識には歪みが出ています。長
 年精神科医として活躍してきた著者のこれまでの新聞、講演などからわかりやすいエッ
 センスを抜き出し、家族という小さな共同体の中でのそれぞれの役割の重要性を具体的
 に教えてくれます。」



とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「年をとると記銘が落ちる  → しかし昔のことを保持する能力は保持」


・「痴呆   新しいことを覚えない(近時記憶 即時記憶)」


・「年齢の捉え方は人生観につながる」





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☆「家族学ことはじめ」小此木啓吾 講談社 1999年 ⑧

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◇高齢化社会と家族

□思秋期の憂鬱  

 上昇停止体験 → 切り替えて後継者指導 

 いつになっても「俺が俺が」は× 



□高齢者の鬱病・自殺増



□配偶者との別離にどう対峙するか



□既成概念に左右されない老後を



□物忘れと痴呆

 年をとると記銘が落ちる
   → しかし昔のことを保持する能力は保持



昔話多くなる(最近の話題が減る)

 痴呆
  新しいことを覚えない(近時記憶 即時記憶)


 見当識
   「今日は何日ですか」

  「ここはどうですか」


 食事調査


 脳血管型 
   痴呆  アルコール

アルツハイマー病 脳萎縮型・予防できない



□年齢の捉え方は人生観につながる

 年齢否認
  ・年を素直に素直に認められない

 
 老後
  ・社会離脱説



□社会活動説

 エイジレスと老人差別

 いい年をして・・・(差別)



□老人のプライドを傷つけない接し方を



□高齢者を支える五つのC

 ①Conviction  信念

 ②Congnition 認識

 ③Communication 連絡

 ④Control 調節

 ⑤Concern 思いやり


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