「いちばんやさしい教える技術」向後千春 永岡出版 2012年 ② [読書記録 教育]
今回は 5月31日に続いて、向後千春さんの
「いちばんやさしい教える技術」2回目の紹介です。
出版社の案内には、
「教えたのにできないのは、じつは100%教え方が悪いせい。教え方にはルールがあり、
どんなことでも3つのパターンにあてはめれば、必ず教えることができます。誰かに教
える、伝えるときに知っておきたい教える技術をやさしく紹介。」
とあります。
相手をよく観察して、できたらすぐに声を掛ける、現在特別支援教育に関わっていますが、
特別支援教育に大切な「技術」だと感じます。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「考えるゴールは3つ ①運動スキル ②認知スキル ③態度スキル」
・「3年で上達し、10年で一流になれる『5000時間くらい』」
・「相手をよく観察して、できたらすぐに声を掛ける」
・「小言や脅しはネガティブな感情を植え付けるだけ」
- つい陥りがちですが、我慢我慢…
・「『スモールステップ』と『即時フィードバック』で信頼関係を築く」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「いちばんやさしい教える技術」向後千春 永岡出版 2012年 ②
◇あなたの「教えたいこと」はどのパターン?
□考えるゴールは3つ
① 運動スキル
② 認知スキル
③ 態度スキル
① 運動スキル
「それくらい 何でできないの?」は禁句
自分でマスターしてしまうと、できなかったころを思い出せなくなる
② 認知スキル
教える人が教えたい認知スキルをパーフェクトにできていない
「うまくやるためのコツ」を教える
③ 態度スキル
態度を決めさせたいなら、相手の心にタッチするスキルが必要
※ 3年で上達し、10年で一流になれる「5000時間くらい」
◇押さえておきたい「教える」の基本 運動スキルの教え方
□まずは易しいステップから教える
恐怖心は運動スキルを身に付けるときの一番の障害
□「スモールステップの原則」てせ少しずつ進む
スモールステップの原則で教えれば失敗が少なくなる
□即時フィードバックで相手のやる気を刺激しよう
相手の行動に対して声を掛けるなどの反応を相手に伝えること
= 「フィードバック」
→ できるだけすぐに「即時フィードバック」
= 観察が大切
◎ 相手をよく観察して、できたらすぐに声を掛ける
□あえて大げさに褒めない
情報フィードバック
できる・できないだけ
ほめ言葉の評価フィードバックは×
◎ 「OK・できたね」くらい
◎ ほめ言葉(評価フィードバック)よりも現状を伝える情報フィードバックで
□もちろん叱らない
叱る×
→ かわりに「今のはできなかったね。どこが難しかった?」
↓
ハードルを下げてみる
◎ しかれば叱るだけ無力感を植え付けるだけ
□やる気を持続させるための考え方
運動スキルを教えるためには易しいレベルから始める「スモールステップ」と行動した直後に情報を伝える「即時フィードバック」を使えばどんなことでも教えることができる
しかし、内容によっては時間がかかる
→ 強化が大切
即時フィードバック、シール、その他
◎ 相手が「頑張ろう」と思う気持ちになるため
□御褒美はモノやコトバだけではない
相手が好む行動を御褒美に設定する
(例)テレビ おふろ
□サプライズでさらにやる気が持続
相手が予期しないときにプレゼント
□ゲームの原理を取り入れて練習を楽しくさせる方法
ゲームの楽しさ「技術と挑戦のバランス」
少し上
□小言や脅しはネガティブな感情を植え付けるだけ
一旦練習を終わりにした方がよい
→ 練習を楽しくする工夫を!
□考える人と学ぶ人の間の位置関係はトレーニングの中で生まれる
「スモールステップ」と「即時フィードバック」で信頼関係を築く
□付きっきりで教えたら相手は自立できなくなる?
ときどき見てあげるだけで十分
「自立」という名の丸投げは教える側の責任放棄
「いちばんやさしい教える技術」2回目の紹介です。
出版社の案内には、
「教えたのにできないのは、じつは100%教え方が悪いせい。教え方にはルールがあり、
どんなことでも3つのパターンにあてはめれば、必ず教えることができます。誰かに教
える、伝えるときに知っておきたい教える技術をやさしく紹介。」
とあります。
相手をよく観察して、できたらすぐに声を掛ける、現在特別支援教育に関わっていますが、
特別支援教育に大切な「技術」だと感じます。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「考えるゴールは3つ ①運動スキル ②認知スキル ③態度スキル」
・「3年で上達し、10年で一流になれる『5000時間くらい』」
・「相手をよく観察して、できたらすぐに声を掛ける」
・「小言や脅しはネガティブな感情を植え付けるだけ」
- つい陥りがちですが、我慢我慢…
・「『スモールステップ』と『即時フィードバック』で信頼関係を築く」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
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お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「いちばんやさしい教える技術」向後千春 永岡出版 2012年 ②
◇あなたの「教えたいこと」はどのパターン?
□考えるゴールは3つ
① 運動スキル
② 認知スキル
③ 態度スキル
① 運動スキル
「それくらい 何でできないの?」は禁句
自分でマスターしてしまうと、できなかったころを思い出せなくなる
② 認知スキル
教える人が教えたい認知スキルをパーフェクトにできていない
「うまくやるためのコツ」を教える
③ 態度スキル
態度を決めさせたいなら、相手の心にタッチするスキルが必要
※ 3年で上達し、10年で一流になれる「5000時間くらい」
◇押さえておきたい「教える」の基本 運動スキルの教え方
□まずは易しいステップから教える
恐怖心は運動スキルを身に付けるときの一番の障害
□「スモールステップの原則」てせ少しずつ進む
スモールステップの原則で教えれば失敗が少なくなる
□即時フィードバックで相手のやる気を刺激しよう
相手の行動に対して声を掛けるなどの反応を相手に伝えること
= 「フィードバック」
→ できるだけすぐに「即時フィードバック」
= 観察が大切
◎ 相手をよく観察して、できたらすぐに声を掛ける
□あえて大げさに褒めない
情報フィードバック
できる・できないだけ
ほめ言葉の評価フィードバックは×
◎ 「OK・できたね」くらい
◎ ほめ言葉(評価フィードバック)よりも現状を伝える情報フィードバックで
□もちろん叱らない
叱る×
→ かわりに「今のはできなかったね。どこが難しかった?」
↓
ハードルを下げてみる
◎ しかれば叱るだけ無力感を植え付けるだけ
□やる気を持続させるための考え方
運動スキルを教えるためには易しいレベルから始める「スモールステップ」と行動した直後に情報を伝える「即時フィードバック」を使えばどんなことでも教えることができる
しかし、内容によっては時間がかかる
→ 強化が大切
即時フィードバック、シール、その他
◎ 相手が「頑張ろう」と思う気持ちになるため
□御褒美はモノやコトバだけではない
相手が好む行動を御褒美に設定する
(例)テレビ おふろ
□サプライズでさらにやる気が持続
相手が予期しないときにプレゼント
□ゲームの原理を取り入れて練習を楽しくさせる方法
ゲームの楽しさ「技術と挑戦のバランス」
少し上
□小言や脅しはネガティブな感情を植え付けるだけ
一旦練習を終わりにした方がよい
→ 練習を楽しくする工夫を!
□考える人と学ぶ人の間の位置関係はトレーニングの中で生まれる
「スモールステップ」と「即時フィードバック」で信頼関係を築く
□付きっきりで教えたら相手は自立できなくなる?
ときどき見てあげるだけで十分
「自立」という名の丸投げは教える側の責任放棄