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「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ④ [読書記録 教育]

今回は、6月13日に続いて、平井雷太さんの、
「セルフラーニング どの子にも学力がつく」4回目の紹介です。




出版社の案内には、


「著者はプリント教材によって、子どもがすすんで学び、学力がつくユニークな『セルフ
 ラーニング』(らくだ学習法)の教室を主宰しています。現在までに学んだ生徒数はお
 よそ3000人、全国で50近い教室ができています。そのノウハウを説いた小社『セルフ
 ラーニング』は初版から15年ロングセラーとなってきましたが、このたび待望の新版
 が完成しました。子どもの自発性や学力低下論争、教育改革への提言を盛り込み、装丁
 を一新。気鋭の社会学者宮台真司氏の強力な推薦をいただきました。著者による『らく
 だ学習法』(実業之日本社・筑紫哲也氏推薦)と合わせて、ぜひお願いいたします。」


とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「本人が『この塾で勉強したい』と言わない限り入会を受け付けない」


・「教室に週何回来ても月謝は同じ11,500円(通信は12,500円」


・「入会金は生涯有 入会金は家族単位」


・「自分から進んで学習する子どもを育てる」




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☆「セルフラーニング どの子にも学力がつく」平井雷太 新曜社 2005年 ④

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◇「すくーるらくだ」の学習システム 
※ セルフラーニング力を育てる



1「自分から進んで学ぶ」ためのシステムへ  

□「学ぶ意欲」がなぜなくなる?

 新システム
   1984年1月 教材開発研究所(すくーるらくだ)

月謝は同じ(3000円=当時)週何回でも



□年齢制限・学年の枠を取り払う

 原則4歳以上 
   ~ 上の年齢制限を辞める

 
 条件

 ~ 本人が「この塾で勉強したい」と言わない限り入会を受け付けない
                                     


□大人が学び始める

 1985年6月「すぺーすらくだ」
  通信含めて当時250名(3~45歳)







2 来なくてもよい塾に

□週に何回通っても月謝は同じ

 教室に週何回来ても月謝は同じ11500円(通信は12500円)


 入会時
「週何回通っても、何時間ここで学習月謝は同じですが原則としては週1回です。
          

 本来勉強は自分でするものですし、自分でやったことだけが本物の力になるのですから、
塾に来なくても大丈夫な子を育てることを目的にこのすくーるらくだは運営されていま
す。
          

 基本的には自宅で学習できるようになればいいのであるから、とりあえずは週1回、ど
うしても無理がある場合、本人と相談して週1回を2~3回に増やすようにしよう」

            |

 毎日一枚が原則 
   ○ どのプリントを持ち帰るかは自分で決める
                  
   ○ 最低6枚は渡す



□出入り自由な空間

※ 入会金は生涯有効



□十数年で3000人 

 入会金は生涯有 入会金は家族単位







3 レッテルを貼られない空間へ
 
□「塾」でないスペースを  

 ※ レッテルを貼られない塾に
   

 ◎目的一つに絞る

   「自分から進んで学習する子どもを育てる」 



□「学習」だけが目的  

※ 勉強以外のことは何もしない


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