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キーワード「学級経営」⑭ [読書記録 教育]

今回は6月7日に続いて、わたしの「教育ノート」から
キーワード「学級経営」の紹介 14回目です。






今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「一人の悲しみは他の者の喜びに 一人の喜びはみんなの嫉妬に(遠藤豊吉)」
- 以前はこの言葉がよく教室に掲示されていたものでした。


・「『いいですか 分かりましたか』は決して言わない 見れば分かるはず」
- いいですかと聞かれたら「いいです」以外はなかなか答えられないものです。



・「教師はキツネ型よりタヌキ型がよい」


・「先生からの手紙」
- 以前はよく出していたものでした。





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◇キーワード「学級経営」⑭


◇学級革命(小西健次郎)
 
□生活つづり方  

 一人の悲しみをみんなの悲しみに
一人の喜びはみんなの喜びに



 高度成長を経て

  ↓

一人の悲しみは他の者の喜びに一人の喜びはみんなの嫉妬に(遠藤豊吉) 





□生き生きとした教室を

「おはよう」 
   日記を机の上に  

   子供より先に教室に



「日記」
   斜めに目を通し簡単に赤ペン



「子供の顔を」
  「いいですか 分かりましたか」は決して言わない

見れば分かるはず



「たとえば□□がね」 
   話の中に他ごとを考えている子の名前を入れる  



「声が元手」 
 ・しゃべり方に注意を

・先生らしくないしゃべり方
子供と同じような気持ちになって話す

頼むという形式でものを言う

相談を持ちかけるという形で言う

説教する代わりに何かの話をする

読んでやる

 ・身体でしゃべる
   子供の身体に触れてやる

土曜の帰りには一人一人と握手

握手でほめる

肩をたたく「もうするなよ」



「本」
  「この本おもしろいぞ」

  「社会の時間までお預け」

「誰かこの本を家で読んできてみんなに話してやらないか」

「この本 みんなに話すのもったいないなあ」

  「この本は今度雨が降った昼休みに(先生が)読むからそれまで絶対読むなよ」
    → 逆に言えば読む



「みんな仲間」
  教師自身の態度姿勢

「教師はキツネ型よりタヌキ型がよい」
 




□子供に学ぶ 

 距離をなくす 
   爪切り・耳垢取り・身体に触れること





□教室のポスト 

「先生からの手紙」
 一人一人の子に簡単な文句を書いてポストに
・花のお礼

・病気休みの子へのお見舞い

 



□傑作の卵 

 ① 十分間練習

 ② 書き直し

 ③ 終わりまで聞いてやる
       
 ④ 習うより慣れろ  鋭い耳

 ⑤ 概念砕き

 ⑥ 五大ニュース
     五秒感想
  
 ⑦ どんな

 ⑧ 傑作のたまご帳

 



□愛するが甘やかさない

 区別する
  ・今すぐやらせればできること

・今すぐはできなくてもやがてやらせることができること

・どうしてもできないことがある

 



□暮らしの話し合い

※ 今日の暮らしの話し合い  

   日直一人が司会一人が記録


①「これから話し合いを始めます。今日の暮らしで何か問題はありませんか。」

 ・遊び・いたずら・よい行い


 教師
  「それについて話し合ってみよう」
だらだらしない

  「ありません」




②「先生についてありませんか」




③「先生,なにかありませんか」

  感想 自己批判





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