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草柳大蔵さんはこんなことを① [読書記録 一般]

今回は、わたしの読書ノートから、
「草柳大蔵さんはこんなことを」1回目の紹介です。


草柳大蔵さん、静岡県の教育に深く関わっておられました。
「意味ある人」のキーワードはいまも活きています。



グラフ社から出された「日本人のお行儀」からの紹介です。



出版社の案内には、

「日本はこの50年、忙しかった。礼儀や作法どころではなかった。子どもに教えている
 ヒマもなかった。作法はいま、再確認する時点にきているのではないか。人間関係とマ
 ナーについて語る50話。」

とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「吾以外皆師」


・「自分も同罪にする。日本語の難しさのせいにする」
「相手のミスを扱う時は花も実もある表現を!」

・「二宮尊徳 『交際の道は碁将棋にならえ』」


・「五分前 出航 程の良さ」





浜松出身の女性講談師・田辺一邑さんの第11回独演会が8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
今回の演目は「青山士」他一席です。ゲストもいらっしゃいます。

青山士(あおやま あきら)さんは、静岡県磐田市生まれの土木技術者。
パナマ運河建設に関わった方として、知られる方だそうです。
不勉強なわたしは失礼ながら存じ上げませんでした。
楽しみです。

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☆草柳大蔵さんはこんなことを①

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◇「日本人のお行儀」草柳大蔵 グラフ社 1995年(1)
 
□「失意の人」の言葉

 吉川英治
  「吾以外皆師」



 小山清  
  「聖アンデルセン」

「君が君の弱点と見なしているものにこそ,僕たちは期待しているのだ。君は自分を
   偽ってはいけない。君の花はそこに咲くのだよ」

 




□花も実もあるご忠告

 ×(誤用) ○ (正)

 ・飛ぶ鳥跡を濁さず → 立つ鳥跡を濁さず

 ・口先三寸 → 舌先三寸

 ・公算が強い → 公算が大きい

 ・仕事に目星がついた → 仕事に目鼻がついた

 ・汚名挽回 → 汚名返上 名誉挽回

 ・的を得たご意見 → 当を得たご意見

 ・素人はだし → 玄人はだし

 ・幕間(まくま) → 幕間(まくあい)




 ※ 自分も同罪にする。日本語の難しさのせいにする。
   
 ・「米粒顔」   「ご飯が別れを惜しんでおります」

 ・「ファスナー」 「ファスナーの具合が悪いようで」



 ◎ 相手のミスを扱う時は花も実もある表現を!

 





□波止場の汽笛

 反応鈍くボーッ



 二宮尊徳
 「交際の道は碁将棋にならえ」

相手の力量のレベルに自分の要求を合わせる

自己修正が職場の作法



 


□人付き合い三条件

 3つのC

 ① セルフ・コントロール     自己抑制

 ② セルフ・コンフィデンス    自信

 ③ セルフ・コンセントレイション 自己集中


 




□名刺は人格のCD

 1 立ち会い タイミング


 2 清潔な名刺を

名刺は人格のコンパクトディスク

 




□五分前 出航 程の良さ
 
 五分前     「時間通り」を実行


 程の良さ     ベルをチリン


 出船の礼儀    靴脱ぎ


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