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草柳大蔵さんはこんなことを② [読書記録 一般]

今回は、7月21日に続いて、わたしの読書ノートから、
「草柳大蔵さんはこんなことを」2回目の紹介です。



草柳大蔵さん、静岡県の教育に深く関わっておられました。
「意味ある人」のキーワードは、いまも活きています。



今回も、グラフ社から出された「日本人のお行儀」からの紹介です。



出版社の案内には、

「日本はこの50年、忙しかった。礼儀や作法どころではなかった。子どもに教えている
 ヒマもなかった。作法はいま、再確認する時点にきているのではないか。人間関係とマ
 ナーについて語る50話。」

とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「訪問先では相手が姿を見せるまで立って待つ」
「作家を訪問した時は,そこのご主人が出てくるまで座らずに待つのが作法。そのため
に書や絵や生け花がある」


・「目の付け所(は)相手の眼の瞼の下辺から1㎝下」


・「おしゃれと身だしなみは違う」


・「仕事が終われば人間的には対等のつき合い
 それでいて先輩や賓客に対する尊敬と配慮がそこはかとなく流れている」




浜松出身の女性講談師・田辺一邑さんの第11回独演会が8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
今回の演目は「青山士」他一席です。ゲストもいらっしゃいます。

青山士(あおやま あきら)さんは、静岡県磐田市生まれの土木技術者。
パナマ運河建設に関わった方として、知られる方だそうです。
不勉強なわたしは失礼ながら存じ上げませんでした。
楽しみです。

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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
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☆草柳大蔵さんはこんなことを②
<「日本人のお行儀」グラフ社(2)>

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◇視線

 股を広げるな 
   訪問先では相手が姿を見せるまで立って待つ



なぜ立って待つのか?
芦田均夫人
   「作家を訪問した時は,そこのご主人が出てくるまで座らずに待つのが作法。その
    ために書や絵や生け花がある」


 目の付け所
   相手の眼の瞼の下辺から1㎝下

 





◇午後3時の男のシャドゥ

 3時 うっすら髭が…


 パーティ
   ①ヒゲ剃り

②いつも清潔なハンカチを用意

③かかとの汚れ落とし


 ※ おしゃれと身だしなみは違う




 


◇遊離魂

 死者の前で飾り物をとる



「最初の一個は仏に供え,手を合わせ,四五分してから自分で食べる…」



缶に直接手を入れて食べるのは不作法
   紙類の上に一度置いてから…


 不祝儀には送らないのがマナー


 遊離魂 ~ 祖先崇拝に関わる日本人の認識



 超越者への畏敬に通じ,増上慢や不作法を引き起こすブレーキになっている

 





◇宴席に入る前に

 武士は空腹たるべし


  1 出された料理はすべてきれいに平らげること

→ 事前に空腹状態を作っておく


  2 姿勢  

    両手をテーブルの上に

添え箸と直箸

 





◇席次 

◇外国レストランでの日本人三悪

① 席次決まらずウロウロ


 ② グループだけで声高

    ~ 全体の雰囲気を壊す


 ③ 酒を注ぎ回る




 主客がドッコイショに取り巻かれているから

仕事が終われば人間的には対等のつき合い



 それでいて先輩や賓客に対する尊敬と配慮がそこはかとなく流れている



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