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草柳大蔵さんはこんなことを③ [読書記録 一般]

今回は、7月25日に続いて、わたしの読書ノートから、
「草柳大蔵さんはこんなことを」3回目の紹介です。



草柳大蔵さん、静岡県の教育に深く関わっておられました。
「意味ある人」のキーワードは、いまも活きています。



今回も、グラフ社から出された「日本人のお行儀」からの紹介です。



出版社の案内には、

「日本はこの50年、忙しかった。礼儀や作法どころではなかった。子どもに教えている
 ヒマもなかった。作法はいま、再確認する時点にきているのではないか。人間関係とマ
 ナーについて語る50話。」


とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「お茶は一口残して蓋をする」


・「席での話題 - 政治・宗教・ゴルフの話は禁物」
「キドニタテカレセシ衣食住」


・「隠し芸はとにかく楽しく」





浜松出身の女性講談師・田辺一邑さんの第11回独演会が8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
今回の演目は「青山士」他一席です。ゲストもいらっしゃいます。

青山士(あおやま あきら)さんは、静岡県磐田市生まれの土木技術者。
パナマ運河建設に関わった方として、知られる方だそうです。
不勉強なわたしは失礼ながら存じ上げませんでした。
楽しみです。


詳しいことは以下のサイトをご参照ください。
※浜松市文化振興財団のサイト
https://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=23106

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  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
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☆草柳大蔵さんはこんなことを③

◇「日本人のお行儀」草柳大蔵 グラフ社 1995年(3)

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□日本座敷での起居・動作

 1 襖の開け方

① 襖の前に正座(男性は中腰可)


   ② 弾き手に右手をかけて5~6㎝


   ③ 左手で身体が通るだけの寸法


   ④ 斜めの角度で襖に


   ⑤ 右手で襖の端を持って,手が挟まる直前まで引く


   ⑥ 右手に引き手 ピシャリと閉める



 2 床の間拝見  

    絵・書を訊ねる



 3 正座  

   「どうぞお楽に」と言われるまで

    拳一つ分ぐらいは開ける



お茶は一口残して蓋をする

 






□席での話題

 政治・宗教・ゴルフの話は禁物

      ↓


 ① ゲストの最近の事柄


 ②金井良子「キドニタテカレセシ衣食住」

キ(気候)ド(道楽)ニ(ニュース)タ(旅)チ(知人)

  カ(家族)ケ(健康)サ(サスペンス)セ(セックス)シ(仕事)

衣(衣服)食(食物)住(住居)



 話し方

① 私事を語る事なかれ

「私事で恐縮だが…」 一方通行になる


 ② 短切であれ = 三分間程度

  五分で反感 七分で無視

長舌口は能弁かであるよりバカ


 ③ かいつまんで説明

お年寄り 女性に…  「お疲れではありませんか?」


 ④ 無言大食居士は恥を知れ


 ⑤ 過去を語る事なかれ


 ⑥ 家族のことを問うなかれ


 




□隠し芸

 隠し芸はとにかく楽しく



「巧い」ことは二の次で「座を楽しませる」ことが大切

   ① 自分が道化者になる


  ② 野卑にわたらぬ


③ 惜しみない拍手を



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