(1)「佐藤学さんはこんなことを」⑥ (2)「古代日本の発掘発見物語」玉利勲 国土社 1985年 ①【再掲載 2012年1月】 [読書記録 教育]
今回は、8月9日に続いて、キーワード「佐藤学」さん、
佐藤学さんはこんなことを」6回目の紹介です。
教育学者・佐藤学さんは、教育現場と強い結びつきがあります。
著書等から多くのことを学んできました。
今回紹介文より強く印象に残った言葉は…
・「子ども,教師,親,市民が共に学び合う地域の文化と教育のセンターとして,学校を
『学びの共同体』に再構築する改革の展開」
・「学校の三つのキャノン(規範」
もう一つ、再掲載となりますが、玉利勲さんの、
「古代日本の発掘発見物語」を紹介します。
わたしは、遺跡を見るのが好きです。
いよいよ次の日曜日!
浜松出身の女性講談師・田辺一邑さんの第11回独演会が8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
一邑さん、真打ちになられてから早10年。
今回の演目は静岡県磐田市生まれの土木技術者「青山士」他一席です。
パナマ運河建設に関わった方として、知られる方だそうです。
ぜひ、お聴きください。
詳しいことは以下のサイトをご参照ください。
※浜松市文化振興財団のサイト
https://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=23106
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)「佐藤学さんはこんなことを」⑥
◇公共性の再構築へ
1990年代半ば以降その破綻があらわになり社会民主主義的な改革への転換が進行し
ている
↓
これまで国家が統制し管理してきた教育の公共的領域を、地域を基礎とする人々の連帯
のネットワークによって維持し発展させる改革を推進している
∥
子ども,教師,親,市民が共に学び合う地域の文化と教育のセンターとして,学校を「学
びの共同体」に再構築する改革の展開
「学びの共同体」
小千谷小学校 月二回学習参加
高田小学校(島根県仁多郡)
□学校の三つのキャノン(規範)
「教養の伝承(リテラシー)」
「民主主義(デモクラシー)」
「共同体(コミュニティ)」
◇入試制度改革
大学入試と高校入試は区別
日本の高校入試から特殊なシステム
① 子供が早々と将来の可能性を放棄してしまう
② 東アジア型
過酷受験競争
=急激な近代化の後遺症
中国・韓国・台湾
③ 全体主義平準化
↓
高校入試は全廃すべき
最大の障壁は私立学校の性格と私学助成金
|
私学助成金を新しい改革の中で
内申書廃し 「人物重視」
(2)「古代日本の発掘発見物語」玉利勲 国土社 1985年 ①【再掲載 2012年1月】
◇我が国最初の発掘 水戸光圀と侍塚古墳
□二つの侍塚古墳
栃木県那須郡湯津上村「侍塚」
上侍古墳(上車塚古墳)下侍古墳(下車塚古墳)
水戸光圀による日本最初の発掘
古墳
= 死者を安置する部屋を石で築き(石室)その上に土を盛ってつくった大がかりな
古代の墓
3~7世紀 日本で数十万基
円墳・方墳・前方後円墳(名付け親は蒲生君平)宮車に似ていると見た
□不思議な石の柱
笠石
= ひでりのとき石を戻すと雨が降ると信じられていた
1676.4 円順が梅平村庄屋・大鐘重貞に「身分の高い人の碑」
↓
重貞 石柱を調べると文字が…
6回訪ねておおよそを書き写す
→ 文中に那須の国のみ奴
→ 自分の「那須記に」
1883.6.7 光圀に重貞が「那須記」を差し出す → 借り受ける
1887 光圀・梅平村再訪 碑再建作業1691.3
佐々介三郎宗淳 工事総指揮 直接の指揮は重貞
花崗岩の自然石
→ 今、笠石神社御神体 1.2m高0.5m幅152文字
昭和27国宝に
□古墳の発掘
上侍塚と下侍塚
どちらかが国造の墓と考え国造名が分かるだろう(光圀)
↓
元禄5.2.13墓前祭
14~ 10日間 上侍塚 鏡 管玉 石の腕輪 兜片
下侍塚 鏡 刀 土器片
光圀は出土品を箱に入れ埋め戻す
「出土品は絵で見せればよい」
古墳の上には小さな松を植える
3.1埋納 4.11 光圀は重貞に金一封 国造名は分からず
□光圀の心配り
トロイ発掘は約180年後の1871年
光圀の立派さ
- 出土品を自分のものとせず古墳にも手を加えず保存
那須国造
那須国を支配した豪族
生前の業績を記した碑文 紀元700年前後の地方政治の仕組み
二つの古墳とも国造の墓ではなかった
国造の墓は?
斎藤忠「笠石神社の神体・国造碑を納めた碑堂の下?」
光圀の精神は今も
~ 毎年二回の奉仕活動
佐藤学さんはこんなことを」6回目の紹介です。
教育学者・佐藤学さんは、教育現場と強い結びつきがあります。
著書等から多くのことを学んできました。
今回紹介文より強く印象に残った言葉は…
・「子ども,教師,親,市民が共に学び合う地域の文化と教育のセンターとして,学校を
『学びの共同体』に再構築する改革の展開」
・「学校の三つのキャノン(規範」
もう一つ、再掲載となりますが、玉利勲さんの、
「古代日本の発掘発見物語」を紹介します。
わたしは、遺跡を見るのが好きです。
いよいよ次の日曜日!
浜松出身の女性講談師・田辺一邑さんの第11回独演会が8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
一邑さん、真打ちになられてから早10年。
今回の演目は静岡県磐田市生まれの土木技術者「青山士」他一席です。
パナマ運河建設に関わった方として、知られる方だそうです。
ぜひ、お聴きください。
詳しいことは以下のサイトをご参照ください。
※浜松市文化振興財団のサイト
https://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=23106
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)「佐藤学さんはこんなことを」⑥
◇公共性の再構築へ
1990年代半ば以降その破綻があらわになり社会民主主義的な改革への転換が進行し
ている
↓
これまで国家が統制し管理してきた教育の公共的領域を、地域を基礎とする人々の連帯
のネットワークによって維持し発展させる改革を推進している
∥
子ども,教師,親,市民が共に学び合う地域の文化と教育のセンターとして,学校を「学
びの共同体」に再構築する改革の展開
「学びの共同体」
小千谷小学校 月二回学習参加
高田小学校(島根県仁多郡)
□学校の三つのキャノン(規範)
「教養の伝承(リテラシー)」
「民主主義(デモクラシー)」
「共同体(コミュニティ)」
◇入試制度改革
大学入試と高校入試は区別
日本の高校入試から特殊なシステム
① 子供が早々と将来の可能性を放棄してしまう
② 東アジア型
過酷受験競争
=急激な近代化の後遺症
中国・韓国・台湾
③ 全体主義平準化
↓
高校入試は全廃すべき
最大の障壁は私立学校の性格と私学助成金
|
私学助成金を新しい改革の中で
内申書廃し 「人物重視」
(2)「古代日本の発掘発見物語」玉利勲 国土社 1985年 ①【再掲載 2012年1月】
◇我が国最初の発掘 水戸光圀と侍塚古墳
□二つの侍塚古墳
栃木県那須郡湯津上村「侍塚」
上侍古墳(上車塚古墳)下侍古墳(下車塚古墳)
水戸光圀による日本最初の発掘
古墳
= 死者を安置する部屋を石で築き(石室)その上に土を盛ってつくった大がかりな
古代の墓
3~7世紀 日本で数十万基
円墳・方墳・前方後円墳(名付け親は蒲生君平)宮車に似ていると見た
□不思議な石の柱
笠石
= ひでりのとき石を戻すと雨が降ると信じられていた
1676.4 円順が梅平村庄屋・大鐘重貞に「身分の高い人の碑」
↓
重貞 石柱を調べると文字が…
6回訪ねておおよそを書き写す
→ 文中に那須の国のみ奴
→ 自分の「那須記に」
1883.6.7 光圀に重貞が「那須記」を差し出す → 借り受ける
1887 光圀・梅平村再訪 碑再建作業1691.3
佐々介三郎宗淳 工事総指揮 直接の指揮は重貞
花崗岩の自然石
→ 今、笠石神社御神体 1.2m高0.5m幅152文字
昭和27国宝に
□古墳の発掘
上侍塚と下侍塚
どちらかが国造の墓と考え国造名が分かるだろう(光圀)
↓
元禄5.2.13墓前祭
14~ 10日間 上侍塚 鏡 管玉 石の腕輪 兜片
下侍塚 鏡 刀 土器片
光圀は出土品を箱に入れ埋め戻す
「出土品は絵で見せればよい」
古墳の上には小さな松を植える
3.1埋納 4.11 光圀は重貞に金一封 国造名は分からず
□光圀の心配り
トロイ発掘は約180年後の1871年
光圀の立派さ
- 出土品を自分のものとせず古墳にも手を加えず保存
那須国造
那須国を支配した豪族
生前の業績を記した碑文 紀元700年前後の地方政治の仕組み
二つの古墳とも国造の墓ではなかった
国造の墓は?
斎藤忠「笠石神社の神体・国造碑を納めた碑堂の下?」
光圀の精神は今も
~ 毎年二回の奉仕活動