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「佐藤学さんはこんなことを」⑦ [読書記録 教育]

今回は、8月12日に続いて、キーワード「佐藤学」さん、
佐藤学さんはこんなことを」7回目の紹介です。



教育学者・佐藤学さんは、教育現場と強い結びつきがあります。
著書等から多くのことを学んできました。






今回紹介文より強く印象に残った言葉は…

・「東アジア 
= 一斉授業 すし詰め状態」


・「『新学力観』-基礎基本の徹底によって創造的思考を育てるというのは矛盾した論理」


・「日本の教室では,学習以外の場面では「協同」の活動が多いのに,授業中の学習は個
人主義を基本として組織されている。」


・「個人主義は克服すべき」





近づいてきました!
浜松出身の女性講談師・田辺一邑さん第11回独演会8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
一邑さん、真打ちになられてから早10年。

詳しいことは以下のサイトをご参照ください。
※浜松市文化振興財団のサイト
https://www.hcf.or.jp/calendar/detail.php?id=23106

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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー





☆「佐藤学さんはこんなことを」⑦

<改革の指針>
 
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◇教室の改革(1)

□主題を中心に探究する単元学習



□共同の探究が基本

↑↓

□東アジア 

 一斉授業 すし詰め状態


 学級定員40人以上の国は地球上の一角
中国,北朝鮮,韓国,日本,台湾,香港,シンガポール



□日本 過渡期の混乱

 ・活動主義

 ・体験主義

 ・子供任せの授業 
   - 教師の関わりが希薄

 ・子供が活発に活動するかどうかの問題に矮小化され教育内容の研究や教材の研究がお
  ろそかになる



 混乱の要因

  ①文部省の「新学力観」

・教育内容のレベルを下げて思考力のレベルを上げるというのは詭弁

   ・基礎基本の徹底によって創造的思考を育てるというのは矛盾した論理


  ②個人主義的な学びの強調

「自己教育力」「自己学習」「自己決定」「自己学習」



  「一斉授業か個人学習かという二項対立の図式にとらわれている限り,教室の改革は
   不充分にしか推進されないだろう」



もっと大切なのは中間領域の小グループによる「協同学習」
    
       ∥

 「教師の指導する協同学習」
日本の教室では,学習以外の場面では「協同」の活動が多いのに,授業中の学習は
  個人主義を基本として組織されている。



 最新の学習理論の中心的主題の一つ

「協同」



個人主義は克服すべき

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