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「教育一分話」柴山一郎 学陽書房 2000年 ② [読書記録 教育]

「木も人も自然の分身ですがな。この物言わぬ木とよう話し合って命ある建物にかえてや
 るのが大工の仕事ですわ。木の命と人の命の合作が本当の建築でっせ。」 西岡常一




今回は、8月16日に続いて、柴山一郎さんの、
「教育一分話」2回目の紹介です。




出版社の案内には、


「《『心の教育』にすぐ活用できる!》『思いやり』『生きる力』『豊かな心』に分けて子ど
 もが他との関わりの中で『心が育つ』130話を収録。子どもが肯定的にとらえて一頁一
 話で簡潔明瞭。学活、道徳、朝会、学年集会、父母会、地域の集会の話材・例話に最適。」


とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「世に生を得るは,事を為すにあり」


・「賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるによってできる」


・「他人に小言を言われた時腹を立ててはならぬ。また,腹の立った時、小言を言っては
  ならない」


・「木の命と人の命の合作が本当の建築でっせ。」








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☆「教育一分話」柴山一郎 学陽書房 2000年 ②

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◇スマイルズ 

 1812~1904年 イギリス作家


 ◎天は自ら助くる者を助く

  西郷隆盛      「人を相手にせず天を相手にせよ」


  シルレル(独詩人)  「勇者は一人ある時に最も強し」



意気盛んに

 



◇坂本龍馬  

 1835~1867


 ◎世に生を得るは,事を為すにあり

 



◇福沢諭吉  

 1835~1901


 ◎天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず
  天は平等に機会を与えた


賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるによってできる

 



◇ルノアール 

 1841~1919年 フランス画家


 ◎百の欠点より一つの長所を伸ばせ

 = 長所を伸ばせば欠点は消える
 




◇新島襄   

 1843~1890年 同志社大


 ◎人知らずともわが良心これを知る
自由自治の教育原理-キリスト教


「他人に小言を言われた時腹を立ててはならぬ。また,腹の立った時、小言を言ってはな
 らない」

 



◇武者小路実篤 

 1885~1976


 ◎人間を恐れるな


臆病者は徒党を組んで威張ります。弱者をいじめます。本当は意気地なしです。

 



◇ネール

 1889~1964


 ◎諸君は明日の日本であり世界である


 フランシスコ・ザビエル → 手紙・インドの友人へ
 「この国民は私たちが接触した国民の中で一番傑出している。彼等は素質がよく、悪意
  がなく名誉心は特に強烈だ。大抵貧乏だが武士でも町人でも貧乏を恥辱とは思ってお
  らず,金銭より名誉を大切にしている。住民の大部分は読み書きができる。彼等は盗
  みの悪を憎む。盗みについてこんな信用すべき国民はない。克己心・知識欲に富む」

 



◇宮沢賢治  
 
 ◎世界が全体に幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。

 



◇金子みすず 

 1903~1929


 ◎みんなちがってみんないい 
     「わたしと小鳥と鈴と」
 




◇西岡常一  

 1908~1995 宮大工


 ◎我執に囚われず慈悲心を持て


「木も人も自然の分身ですがな。この物言わぬ木とよう話し合って命ある建物にかえて
  やるのが大工の仕事ですわ。木の命と人の命の合作が本当の建築でっせ。」


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