SSブログ

「社会科の授業ミニネタ&コツ」上條晴夫・佐藤正寿 学事出版 2006年 ① [読書記録 教育]

今回は、上條晴夫さん、佐藤正寿さんの
「社会科の授業ミニネタ&コツ」を紹介します。



出版社の案内には、


「社会科の授業で使える『楽しく体験的に学べるちょっとした仕掛け』を集めたミニネタ
 集。子どもたちの心と目を授業・勉強・教師の方に向かせ、教室の空気・雰囲気を前向
 きで明るいものに変えるための工夫が満載。」


とあります。





今回紹介文より強く印象に残った言葉は…

・「『楽しく体験的に学べるちょっとした仕掛け』5~10分間で」


・「ミニネタ = 短い時間で扱えて、子どもたちの興味・関心をひく教材」


・「『問題』を中心に『楽しく体験的に学ぶちょっとした仕掛け』を!」


・「小さなネタ ショート・エクササイズ」








<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー







☆「社会科の授業ミニネタ&コツ」上條晴夫・佐藤正寿 学事出版 2006年 ①

1.jpg

◇監修のことば

 2005~2006 「授業成立プロジェクト」

   「楽しく体験的に学べるちょっとした仕掛け」5~10分間で





◇ミニネタの必要性 上條晴夫

□ミニネタ
  「短い時間で扱えて、子どもたちの興味・関心をひく教材」



□学習者の2つの変化

「重厚長大」をシンドく感じるようになってきている

① 興味・関心が多様になってきた

   1990年代後半
     「みんな仲良く」→「みんな違ってみんなよい」
   
「伝統的学級作り」→「構成的エンカウンター」
        一つのトピック長く     45分間一話完結


 ② 注意の持続力が短くなってきた
   


□教材化4つの形式(藤岡信勝)
   
 ① 子供が自分の頭で考えてみたくなるような問題(または発問)の形をとっているも
  の


 ② 印象深い文章の形をとっているもの


 ③ 視聴覚教材や実物教具の形をとっているもの


 ④ 子供自身の活発な活動を組織する何らかの学習活動の中で結果的に目標とすること
  が学習されるようになっているもの


 「問題」「文章」「教具」「学習活動」

④ > ③ > ② > ①

※ ④を中心に「楽しく体験的に学ぶちょっとした仕掛け」を!



□ミニネタの定義と開発のためのポイント

 ① ミニネタとは短い時間(5~10分目安)で扱えて、子どもたちの興味・関心を引
  く教材のことである


 ② 教材には「問題」「文章」「教具」「(学習)活動」という4つの教材形式がある。
  ミニネタでは、4つ目の「活動」を中心にして「楽しく体験的に学ぶちょっとした仕
  掛け」が必要とされている



 1980年代 
  「一時間の授業づくり」45分 

    小さなネタ ショート・エクササイズ


nice!(142)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

草柳大蔵さんはこんなことを⑰ [読書記録 一般]

「本当の民主主義は(西田幾多郎)
『自由』には『責任』の概念が伴ってこそ
『平等』には『区別』の概念が伴ってこそ
『博愛』には『厳罰』の概念が伴ってこそ」

「きれいな学校 気持ちのいい子供 頼もしい先生」







今回は、9月24日に続いて、わたしの読書ノートから、
「草柳大蔵さんはこんなことを」17回目の紹介です。





今回は、「人づくりの道標」(草柳大蔵 静岡県(1))からの紹介です。


静岡県教育委員会の冊子からの紹介です。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「権利意識はあるが義務意識はない 誰もがやりたい放題にやる社会」


・「起動する一点は『今できること』 - 家庭ではまず『挨拶』から始めたい」


・「美しいがキーワード」


・「きれいな学校 気持ちのいい子供 頼もしい先生」
- 学校教育目標に…




<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー


☆草柳大蔵さんはこんなことを⑰

☆「人づくりの道標」草柳大蔵 静岡県(1)

◇「人づくり百年の計委員会」提言(1)
 
Ⅰ はじめに「意味ある人をつくるために」

□大衆社会の歪み

 「善か悪か」 → 「損か得か」 権利意識はあるが義務意識はない

 「正か邪か」 → 「楽か辛いか」誰もがやりたい放題にやる社会



 「何が間違いの原因であったのか?」

 ◎本当の民主主義は(西田幾多郎)
「自由」には「責任」の概念が伴ってこそ

「平等」には「区別」の概念が伴ってこそ

「博愛」には「厳罰」の概念が伴ってこそ





□システムづくりを!

 ①みんなの子供 

 ②みんなの人材 

 ③みんなの静岡県

 ※起動する一点は「今できること」
   
  家庭ではまず「挨拶」から始めたい
 






Ⅱ これからの人づくりに向けて

1.子供と家庭

「美しく挨拶しよう 美しく歩こう 美しく話そう」

 美しいがキーワード

(1)美しく挨拶しよう


(2)美しく歩こう   → テレビ漬けの生活から子供を引き離す


(3)美しく話そう 
 

 ◎21世紀に向けての提案

① 子供の「体の不調」の原因を突き止める


  ② 自然の力を利用して子供の自然治癒力回復と向上を図る

  ③ 地域で父親が参加し、「子供の出番」があるイベントをつくり出す





2.学校と子供

「きれいな学校 気持ちのいい子供 頼もしい先生」

 (1)きれいな学校


(2)気持ちのいい子供


 (3)頼もしい先生 厳しさ優しさ夢ロマン


 ◎21世紀に向けての提案

① きれいな学校コンクール


  ② 子供たちへの「生き生き」体験機会

  
  ③ 個性ある子供を伸ばすための教育システム


  ④ 魅力ある専門高校





3.社会と人間

「自分を磨く 自然と生きる 人と出会う」


 (1)自分を磨く 

   ① セーフティ・ネットのための大学

   ② ヒューマン・ネットのための大学


 (2)自然と生きる


 (3)人と出会う








Ⅲ むすびの言葉
          ①「何かができる人」

 意味ある人     ②「精神的に自立している人」

           ③「思いやりのある人」


nice!(131)  コメント(0) 
共通テーマ:学校