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草柳大蔵さんはこんなことを26 [読書記録 一般]

今回は、11月 5日に続いて、わたしの読書ノートから、
「草柳大蔵さんはこんなことを」26回目の紹介です。





今回も、「午前8時のメッセージ99話」(静岡新聞社)からの紹介です。




出版社の案内には、


「評論家・草柳大蔵が送る教育エッセイ『午前8時のメッセージ』と『続午前8時のメッ
 セージ』から、様々な角度で子どもの心を見つめ、輝く未来のために祈りを込めて語る
 珠玉の99話を選出し、再編集してまとめた書。」



とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「どの草にも名前があり命がある」


・「一切が無だ。人間の知恵も無用。人間が作り出してきたものは本質的には、そんなに
  価値のあるものではなかった」 福岡正信


・「いろいろなものと共生してこそ人間なのだ」


・「たまに来てくれる人というのは神様のお使いであって、その家の様子を探ったり、家
  族の健康状態を尋ねたり、そして泊めてもらって祓いをして出て行く。」





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☆草柳大蔵さんはこんなことを26

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☆「午前8時のメッセージ」99話 草柳大蔵 静岡新聞社 2009年 (5)

◇命を大切に思う心(2)

□雑草という草はない  - 昭和天皇のメッセージ

 入江相政『宮中侍従物語』

「雑草という草はない。どの植物にも名前があり、それぞれ自分の好きな場所を選んで
  生を営んでいる」



  どの草にも名前があり命がある



「お前にはお前の命があって命通りに生きていったらいいんだよ」



「こういうことはあまりやらないほうがいいよ。こういうことはやってごらん」

というメッセージを!





□イタリアで会った福岡正信さんの種

 イタリア・アソロという町

福岡正信『自然農法・わら一本の革命』

土団子 … 団子の中に石灰・貝殻等と籾

 




□天地人の利に気付く

 福岡正信
 「一切が無だ。人間の知恵も無用。人間が作り出してきたものは本質的には、そんなに
  価値のあるものではなかった」



本当に価値のあるものは自然の原理・宇宙の摂理


 ※ 欲や思いこみが天地人の利をふさいでいる

 




□醍醐桜はかわいそう

 佐野籐右衛門
「実生のものは、落ちて条件が合って育っていく。ところが染井吉野は人間が苗で育て
  ていくだけなので、最後まで人間が面倒を見なくてはならない。」
  
 - 面倒を見出すと過保護になる 



 岡山の醍醐桜はかわいそう

桜一本にしたため土壌が弱くなりエキスがなくなった

「いろいろなものと共生してこそ人間なのだ」

 



□七草

 行事 - 子供に回らせる行為  子供主役は15%ぐらい



民俗学 「まろうど説」  

  稀人 → 貴人(滅多に来ない貴い人)

  たまに来てくれる人というのは神様のお使いであって、その家の様子を探ったり、家
 族の健康状態を尋ねたり、そして泊めてもらって祓いをして出て行く。

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