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「自ら考える授業への変革」武田忠 学陽書房 2011年 ③(最終) [読書記録 教育]

今回は、11月10日に続いて武田忠さんの
「自ら考える授業への変革」の紹介3回目 最終です。




出版社の案内には、


「子ども自ら考えるためには『問い』が重要だ。その問いには四つのステップがある。そ
 れを授業でどのように立て考えていくか、教科書の文学作品、歴史、生物等の実例をあ
 げて示す。初めて『問い』を四つに系統立てて道筋を明らかにし、自ら考える授業をど
 う創るか方法論を提示。」



とあります。








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☆「自ら考える授業への変革」武田忠 学陽書房 2011年 ③(最終)



◇言葉の意味と成り立ちを問い直す

「言葉」は大事にされているのか


「言葉」と「イメージ」の確かさ


「言葉」の根にあるもの 
  「やまとことば」漢字の成り立ち


「やまとことば」から知る古代人の「こころ」の世界
古語辞典 ~ 言葉の語源

問いを創る
    ① 次の名詞から動詞をつくってみよう

② 次の形容詞から動詞をつくってみよう

    ③ 次の動詞のもとになっている「ことば」は何か考えよう







◇優れた文学作品をいかに深く読み解くか

 文学作品を「理解する」とは何か
作品への働きかけ
① 辞書で確かめる → 文脈上の意味

    ② 言葉が指示している「こと」が何かという問いの設定とその答えの追究

    ③ わけ

    ④ 全体的・構造的理解


『一つの花』 
   お母さんが植えたコスモス


『夕鶴』の破局は何を問いかけているか
台詞や文章に対して根拠のある上での問い


 中学生も『山月記』を読み解けるための四つのステップ






◇説明的文章を理解するための「問い」とは何か

 説明的文章を読んで分かるとはどういうことか

  「言葉」「こと」「わけ」

   「わからないこと」の自覚の重要性

    自分の説明文をつくる






◇「問い」から事実の確かさをさぐる

 私の「古代の発火法」の復元実験から


 発火の成功から古代人の「知恵」をさぐる
キリモミ式 

   → ヒモギリ式 

   → ユミギリ式 

   → マイキリ式


 自然から学ぶのにも問いがいる


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