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「輝きMAX」 品川裕香 金子書房 2007年 ① [読書記録 教育]

今回は、品川裕香さんの
「輝きMAX」の紹介1回目です。




出版社の案内には、


「特別支援教育が発達障害だけではなく,学力不振,いじめ,非行への対応にもつながり,すべ
 ての子どもがよりよく育つための教育であることを取材を通して実際として伝える。教
 育現場でうまくいっている特別支援の実践や,広島少年院における矯正教育プログラム
 も紹介。」


とあります。





今回紹介文より強く印象に残った言葉は…

・「診断名ではなく,子どもが一人で困っている課題に目を向けてみる」


・「一人のADHD児への指導方法が他の子にも通じるとは限らない」






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☆「輝きMAX」 品川裕香 金子書房 2007年 ①

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◇「見えにくい困難」に目を向ける
 
1.子どもたちの「困っている行動」に隠されたもの  

 「こどもが分からない」
どう行動したらいいか誰か教えて欲しい


診断名ではなく,子どもが一人で困っている課題に目を向けてみる

= 子ども本人は,目が悪いくらいは分かっているが,どういうメガネが必要な
     のかが分からず困っている状況
 




2.現場に学ぶ:診断名に惑わされない理解①

 ~ADHDの男女による違い~


 一人のADHD児への指導方法が他の子にも通じるとは限らない
 




3.現場に学ぶ:診断名に惑わされない理解②

~アスペルガー~

 自閉傾向のある子がパニック,治るまで放っておくべき?

   本人から話を聞く
     本人にとって快適な環境だけではダメ それを学ぶ必要もある

= 異質な人たちの中で生きる技術を学ぶ必要性
 




4.現場に学ぶ:診断名に惑わされない理解③
   
 ~LDのある子たちの個人差~


 一人一人状態像が違う「気がかりな子」


 ADHDの多動性/衝動性優勢型
   男子 - 行動 

   女子 - 会話


 英会話はできるのに英語のテストは全くできない


 LDのある子は自分たちだけが苦労していることに気が付かない

  マミ … 読み書きのLD(ディスレクシア)

       ディスレクシア = 読む・書く・記憶するのが困難なLDの子ども


 一人一人の状態像が似ていたとしても,それぞれの文字の見え方は全く異なる

アメリカ・視能訓練士(エデュケーショナル・オプトメトリスト)


 LDだと知っていても指導がなく,支援のない子どもたち…



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