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草柳大蔵さんはこんなことを29 [読書記録 一般]

「金儲けばかりして、さて、社会に何一つ文化的な意味のある仕事をしたことがない。才
 能もあるが、もっと心が宗教的情操に満たされている人間を社会に送り出したい」
                                岩崎弥太郎






今回は、11月11日に続いて、わたしの読書ノートから、
「草柳大蔵さんはこんなことを」29回目の紹介です。





今回も、「午前8時のメッセージ99話」(静岡新聞社)からの紹介です。




出版社の案内には、


「評論家・草柳大蔵が送る教育エッセイ『午前8時のメッセージ』と『続午前8時のメッ
 セージ』から、様々な角度で子どもの心を見つめ、輝く未来のために祈りを込めて語る
 珠玉の99話を選出し、再編集してまとめた書。」



とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「新聞は…『地震・IT・事故・殺し』のみ」


・「宗教的情操が希薄になっている」


・「働く人がいてこそ花を咲かせる思想」


・「男は一旦取りかかった仕事を最後までやり遂げなければ男とは言えないんだよ」




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☆草柳大蔵さんはこんなことを29

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☆「午前8時のメッセージ」99話 草柳大蔵 静岡新聞社 2009年 (8)

◇教育問題に迫る(3)
 
□パソコンで絵本の絵の点字化に取り組む 
  
 寒川孝久先生
  「先生、ぼく、ライオンってどんな形か知らん」

  → しまったという反省

 


□政治家の使命を終えてから伝道に一生を捧げる

 李登輝『アジアの知略』 
   体を売る女性に話しかけ → 手に職を!

 


□「地震・IT・事故・殺し」だけでなく

 新聞は…「地震・IT・事故・殺し」のみ

 


□本葬と初七日を一緒にやるなんて…

 法事の変化
  = 哀れ・惻隠の情けの薄れ
  

 宗教的情操が希薄になっている 


 成蹊高校(旧制)三菱岩崎家

岩崎弥太郎
  「金儲けばかりして、さて、社会に何一つ文化的な意味のある仕事をしたことがない。
   才能もあるが、もっと心が宗教的情操に満たされている人間を社会に送り出したい」

         |

   大三菱のリーダーが言ったからこそ

 


□働く人がいてこそ花を咲かせる思想

 タイと小林虎三郎
日本民際交流センター代表 秋尾晃正

  山本有三『米百俵』小林虎三郎役を島田正吾









◇父と母へ

□夏休みの父の背中

 石田修大『わが父波郷』


 川上哲治・父の話
  「男は一旦取りかかった仕事を最後までやり遂げなければ男とは言えないんだよ」

 


□「価値のリレー」を子供の胸に届けて

 広中平祐
   お母さんの話 
   「将来私を楽にしてくれる子がいるんだってさ」

 


□父親の原形 = 恐れ・尊敬・対抗・超越

 父が亡くなるときに 
   ・家族の平和を願う

・みんなにアリガトウ

  ・「おれはいつまでもお前たちを護っているぞ」


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