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「読み聞かせが子どもを救う」矢嶌文夫 埼玉新聞社 2003年 前半 [読書記録 教育]

新年開けて二日目の今回は、矢嶌文夫さんの
「読み聞かせが子どもを救う」1回目(前半)を紹介します。


わたしは、子どもたちに本を読むのが大好きです。
通常学級担任の頃は児童文学中心、特別支援学級担任では絵本を中心に。

このごろのお気に入りは、宮西達也さんの本。
「せいぎのみかた ドラフラ星人の巻」を読むと、低学年の子も高学年の子も喜んでくれます。
面白い中に少しほっこりするところがあるところが大好きです。




出版社の案内には、


「幼稚園での『読み聞かせ』が進むうちに、想像を遥かに越える変化が子どもたちに現れ
 てきました。単なる本好き・読書好きではないのです。子どもたちが大きく変わってき
 たのです…。読み聞かせの実践方法を徹底的に解説。」


とあります。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「(読み聞かせにより)よく聞く、よく考えるようになった」


・「読み聞かせが十分行えたクラスは学級経営も順調で学習指導も進んだ 」


・「日本の絵本を変えたもの
  昭和28年 『岩波子どもの本』
  昭和36年 『世界傑作絵本シリーズ』」



「効果を期待して読む」というより、
「好きだから読む」「楽しいから読む」といった姿勢が好ましいと思います。




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☆「読み聞かせが子どもを救う」矢嶌文夫 埼玉新聞社 2003年 前半 

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<読み聞かせのもつ力>

◇読み聞かせと子どもたち

 「読み聞かせ」

   子どもたちが代わる-「聞くこと」
      

 よく聞く、よく考えるようになった






◇私の読み聞かせ指導

□「読み聞かせ」と「つぶやき」の採集


□瀬田貞二(児童文学者)

 絵本教育第一人者との出会い



『子どもと文学』中央公論社 昭和35年4月



□読み聞かせ

 雨の日の体育、絵本の時間

 給食の準備の時間
 
   教壇で読む 私の声を聞きながら 子どもたちは給食の用意

| = 静かに配ぜん

給食が終わるとまた少しの時間読んだ



読み聞かせが十分行えたクラスは学級経営も順調で学習指導も進んだ

 「太陽の東 月の西」 筒井康隆


 「おねえさんといっしょ」


  松谷みよ子「竜の子太郎」  


  中川李枝子「いやいやえん」


  RSガレット「エルマーのぼうけん」


  阿川弘之「きかんしゃやえもん」


  バートン「ちいさいおうち」



□日本の絵本を変えたもの
      
  昭和28年 「岩波子どもの本」
      
  昭和36年 「世界傑作絵本シリーズ」   



□読み聞かせがうまくいかなくなった 

 ① テレビの普及 

 ② 漫画






◇読み聞かせの出発

 豊かな心と読み聞かせ






◇読み聞かせで子どもが変わる

 1 聞く力が育つ  真剣に聞く力



 2 好ましい人間関係が育つ



 3 友達の気持ちが考えられる
 
     先生や家族のことを考える 片付けができる 



 4 言葉遣いが変わる



 5 遊びが変わる 怪我が少なくなる



 6 行動力が身に付いてくる



 7 子どもらしく育っている



 8 想像力・表現力が豊かになる



 9 好きな本ができる



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