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「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」田中博史 キノブックス 2018年 後半 [読書記録 教育]

今回は、1月1日に続いて、田中博史さんの
「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」2回目(後半)を紹介します。


田中博史さんはSSブログ
SSブログ「田中博史の『授業・人(じゅぎょう ひと』塾」でも、
情報を発信されています。



目次のような要約だと改めて感じました。


本には分かりやすく大変役立つことが書かれています。

興味がわいた方はぜひお読み願います。





出版社の案内には、


「会話・やる気・勉強。上手に!楽しく!「親子がつきあう」ヒント。36年間でのべ3,000
 人以上を見守ってきた著者が、子どもの自主性と思考力を促すちょっとしたコツを紹
 介!」



とあります。







今回紹介分(褒めるための材料を集める-褒める・叱る)より強く印象に残った言葉は…

・「『褒めるための仕組み』をつくる」


・「『この大人はちゃんと本当のことを見ている人だ』と子どもが思っていれば嘘をつか
  ない」


・「そうだなと子どもが思うような具体的なストーリーを交えて伝える」


・「まずは、子どもだけでしばらく自由に考えさせてみる
  大切なのは先回りしないこと 」


今日は1日年休をとりました。
眼科、銀行等の用事を済ませ、勤務先に寄り、たまった仕事の確認、新学期用意。
あとは家で充電。計画通りいくとよいのですが。





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☆「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」田中博史 キノブックス 2018年 後半

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◇「自分から動きたくなる仕掛け」とは - 仕組みをつくる
 
□子どもが自分から動きたくなる「小さな仕掛け」



□「褒めるための仕組み」をつくる

 ・学級文庫の本を二冊少し前に出す

 ・黒板消しを床に転がす



□「動きたくなるエネルギー」を育てる

  小さな積み重ねが「動きたくなるエネルギー」を育てる
 


□事件は一から十まで見ておくことが大切 

「この大人はちゃんと本当のことを見ている人だ」と子どもが思っていれば嘘をつかない
  
  × 行き当たりばったり 
 


□「大人の方から仕掛ける」ことの利点



□思考力を育てる場面でも、合えて子どもが困る場面を用意してみる
   
  親の先回りは、子どもが自分で考えるチャンスをなくしてしまう



□「子どもの考える力」仕掛け



□子どもが考える余地を残しておく







◇本当に伝わる話し方 - 目線を育てる
 
□子どもが分かるものに例えて話す

そうだなと子どもが思うような具体的なストーリーを交えて伝える

~ 子どもの世界に軸足を置いて話をするスタンスがとても大切
 


□「何が分からないのか」をまず理解する

  5/6のケーキ
 


□子どもが納得する説明の仕方

子どもの視点

子どもの説明
 


□目線をそろえて話す、伝える

大人も弱みを見せる



□「説明すれば伝わる」は親の思いこみ

  まずは、子どもだけでしばらく自由に考えさせてみる
  
  大切なのは先回りしないこと 



□子どもは自分が動き出さないと疑問を持たない
 


□三日坊主が五日坊主になる「親のひと言」 

夏休みは五日坊主で十分 → 見直せばよい







◇「できない」のではなく「体験不足」なだけ - 子どもを見る

□「子どものほんとうの姿を見る」ヒント

子どもに接している大人が、一旦固定概念をもってしまえば、子どものほんとうの姿が
入ってこなくなる



□子どもを「点」ではなく「面」で見る



□一歩引いて子どもを見る

子どもの本当の姿を見るためには、子どもの世界を大人が少し離れたところから見てみ




□子どもを見る芽を育てる「子どもウォッチング」

子どもウォッチング
  昼休みなどにクラス名簿を持って学校の中を歩きながら一人一人を捜してみる 
 
先生たちには「子どもを見つけてもその場で子どもに話し掛けないように」と教える
 


□時には大人が子どもを頼ってみる
 


□私自身も驚いた「子どもたちの本当の姿」 



□失敗する大人の前では、子どもも気軽に失敗できる
 


□もっと子どもに任せていい



□「できない」のではなく「体験不足」であるだけ
 


□本番前に3分間練習をするだけで







◇大人だって失敗してもいい 見方を変える
 
□迷うのも悩むのも親が頑張っている証拠
 
 子育てというのは正解のない世界



□子育てはみんな初心者

  一人ずつが初めての子ども
 


□「客観的に見る」
  ヒントは身近なところに
 


□「子どものできることに合わせる」のもひとつの方法
 


□大人だって失敗してもいい






◇田中博史
1958年 山口県生 筑波大学附属小学校副校長

 算数のカリスマ教師

学級経営 「日本一の先生」との呼び声も高い
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