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「読み聞かせが子どもを救う」矢嶌文夫 埼玉新聞社 2003年 後半 [読書記録 教育]

今回は1月2日に続いて、矢嶌文夫さんの
「読み聞かせが子どもを救う」2回目(後半)を紹介します。


わたしは、子どもたちに本を読むのが大好きです。
通常学級担任の頃は児童文学中心、特別支援学級担任では絵本を中心に。


山中恒さんの本が大好きです。
今の子にも案外受け入れられます。




出版社の案内には、


「幼稚園での『読み聞かせ』が進むうちに、想像を遥かに越える変化が子どもたちに現れ
 てきました。単なる本好き・読書好きではないのです。子どもたちが大きく変わってき
 たのです…。読み聞かせの実践方法を徹底的に解説。」


とあります。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「よい本を選ぶ教師の目(力)を養う」


・「前もって最低一度は読んでおく」


・「読んだ本の感想を求めない(読みっぱなしでOK)」


・「読書力は想像力に比例する」



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☆「読み聞かせが子どもを救う」矢嶌文夫 埼玉新聞社 2003年 後半 

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◇読み聞かせを支える力・進める力

1 読み聞かせと朝の読書

 ① よい本を選ぶ 

     よい本を選ぶ教師の目(力)を養う


 ② 親しみやすい発音、聞きやすい発音で読む
       

 ③ 不必要な導入や説明はしない
       

 ④ 話の内容がよく聞き手に伝わればよい
         
     前もって最低一度は読んでおく    


 ⑤ 演出は最小限にとどめる


 ⑥ 全クラスが毎日読み聞かせを行う
       

 ⑦ 読んだ本の感想を求めない(読みっぱなしでOK) 


※「朝の十分間読書運動」+「読み聞かせ」





2 教師に始まる

 教師  
  ① 明朗 


  ② 子ども好き 


  ③ 共に伸びる意識 


  ④ 研修に心掛ける


  ⑤ 読み聞かせの効果を疑わない 


  ⑥ 絵本が分かり絵本が好き


  ⑦ 子どもと一緒に楽しめる
   




3 子どもを伸ばす幼稚園経営





4 保護者に語りかける





5 まとめ






◇読み聞かせの基本

 読み聞かせを考える

「十分間読書」 私立舟橋学園女子高等学校

         『朝の読書が奇跡を生んだ』1993



 ジム・トレース「読み聞かせこの素晴らしい世界」

   空想こそが楽しみ



 その基本は 
   ① 家庭で親が子が行う個人的な行為

② 幼稚園や学校で担任がクラス全員を対象にして行う集団的なもの







◇脳の働きと『読み聞かせ』

1 狼に育てられた子 1920年 インド コダムリ村
 
    ラドヤード・キップリング 『ジャングルブック」
 
    カマラ、アマラ シング牧師
 カマラ 7~17歳 人間に戻られず

    アマラ 1歳半から一年間  人間への兆し
   


2 脳の発達

 脳  ~3,4歳  80%

~7,8歳  90%

~20歳  100%





3 脳を育てる




4 心を育てる  

    聞き手が自由に創造できる




5 読み聞かせと脳 

 「読書力は想像力に比例する」
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