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「ひろさちやのあきらめ力」ひろさちや 青春出版社 2009年 ③(最終) [読書記録 宗教]

今回は、1月7日に続いて、ひろさちやさんの
「ひろさちやのあきらめ力」の紹介3回目、最終です。





出版社の案内には、


「国や世間などに期待するのをあきらめ、自分の好きに生きるほうが幸せになれる。ただ、
考え方にちょっとしたコツが要る。ありのままの自分と和解するヒントを考える本。」


とあります。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「資本主義 = 王様の欲望」


・「(日本は)『滅私奉公』の資本主義
  アメリカのリストラ-業績が上向きになったら復職する権利
しかし,日本では… どこまでも企業一辺倒」


・「もう企業なんて信用できない カネに振り回されるのはうんざりだ」


・「『損をする智慧』を持つ楽しさ = 譲り合い」



昨日、東海道線高塚駅すぐ南にある熊野神社にお詣りに行きました。
津波から人々の命を守ったといういわれがある神社です。
神社のあるところだけ丘になっています。

本ブログ記事にも載せたように、磯田道史さんにより本にも書かれています。
※過去記事
江戸時代の「津波避難タワー」 磯田道史

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        東海道線高塚駅

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      高塚駅から見える熊野神社

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         熊野神社

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 高い場所がない近辺で頼りになるのは避難指定ビル





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☆「ひろさちやのあきらめ力」ひろさちや 青春出版社 2009年 ③(最終)

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◇「世の中の役に立つ人」になんてならなくていい

□ヨーロッパの資本主義に見る隣人愛

 資本主義 = 王様の欲望


 ヨーロッパ - 昔の調味料は塩のみ → 香辛料


 ヨーロッパ資本主義の基礎 = キリスト教  

    贅沢は悪徳 → 資本

  ∥ 隣人愛

人間中心主義 = 労働者の幸せ
  


□フロンティアをなくしたアメリカの自滅 



□人間不在を貫いた日本の資本主義

 1960年 池田勇人内閣の所得倍増計画


「滅私奉公」の資本主義

アメリカのリストラ - 業績が上向きになったら復職する権利

             ↓↑

   しかし,日本では…  どこまでも企業一辺倒



□マネーの次に来るエコ経済の時代

 マネーの論理に支配されたマネタリズムの経済は断末魔の時


 → もう企業なんて信用できない 

   カネに振り回されるのはうんざりだ



  ボランティア活動の預金



□人間の生き方には三つある

 ① 個人としての生き方◎ 


 ② 家族としての生き方◎ 


 ③ 社会人としての生き方△


□死ぬ,老いるという大仕事







◇「般若の智慧」で人生を楽しめばよい

□知恵のある人,智慧のある人 

 ① 世間の知恵 


 ② 宗教的な智慧 

    般若心経



□「損をする智慧」を持つ楽しさ = 譲り合い



□問題を解決しない智慧



□世間に無関心になる智慧 

 アリギリス的な生き方を!
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