SSブログ

「小学生の学力は新聞で伸びる」樋口裕一 大和書房 2011年 ③(最終) [読書記録 教育]

今回は1月9日に続いて、樋口裕一さんの
「小学生の学力は新聞で伸びる」3回目 最終を紹介します。



部数減少気味の新聞、これからどうなるでしょうか。




出版社の案内には、


「『地頭』の良い子、『あと伸び』する子は、新聞で育つ!『うちの子には無理』と諦めて
 いませんか?タイミングを逃さず、上手に声かけすれば、新聞は『毎日の習慣』にできるのです。」


とあります。



ここに載せられている「Q」に答えることは、
国語力、意見文を書くよい練習になるのではないでしょうか。
「親子で一緒に考え答えを探そう」と筆者が呼び掛けています。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「時事キーワードに関する『問い』が理解のカギ」


・「国語に差をつける勉強のカギは新聞にあり」


・「わが子が好みそうなエッセイをストックしておく」


・「オピニオン面で論説文に慣れてから社説に挑戦」


・「『確かに~、しかし~』を読み取らせるのが論説文のねらい」



興味がある方には、ぜひ読むことをお薦めします。




<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー









☆「小学生の学力は新聞で伸びる」樋口裕一 大和書房 2011年 ③(最終)

1.jpg

◇時事重大テーマを「樋口式キーワード読み」で楽々理解

□時事キーワードに強くなる新聞活用の秘訣

 時事キーワードに関する「問い」が理解のカギ

「サビックス重大ニュース2011」実業之日本社

「重大ニュース2012年中学入試用社会と理科の時事問題対策」早実ゼミナール


 親子で一緒に考え答えを探そう

 


□〈スポーツ〉 

 キーワードは国際化

 Q「プロ野球で大活躍している選手が大リーグへ移籍するのはいいこと?」

  Q「オリンピックで自分の国ばかり応援するのはどうなの?」




□〈環境〉 

 CO2とエネルギーとの関係がカギ

   Q「リサイクルは企業だけが努力すべき?」

  Q「日本は温室効果排出量ガス25%削減を目標にしているけれど守るべき?」



賛成意見 反対意見を考える




□〈人権〉 

 社会に潜む問題に気付かせる 

 「互いの人権尊重」「男女平等」「障害者問題」「偏見や差別」

  Q「座席の一部をシルバーシートとして指定する必要があると思う?」

Q「バリアフリーをもっと増やした方がいいと思う?」

  Q「死刑制度はあった方がいいと思う?」




□〈経済〉 

 不景気でどんなことが起こっているか

  Q「ハンバーガーショップがハンバーガーをどんどん安くしているのはいいこと?」

Q「中国との貿易をもっと盛んにした方がよいと思う?」







◇国語の教材として新聞をもっと活用

□中学入試に直結 新聞のここをこう読む

 国語に差をつける勉強のカギは新聞にあり


 入試問題になりやすい記事なりにくい記事
- エッセイ やわらかめの論説文 社説



□新聞のエッセイで「筆者の主張」を読み取る実践練習を

 ひとまとまりの文を読むことに意義


 子どもに考えてほしいことからテーマに選ばれる


 わが子が好みそうなエッセイをストックしておく



□やわらかめの論説文の宝庫「オピニオン面」を最大限利用する

 オピニオン面で論説文に慣れてから社説に挑戦


 おすすめは朝日新聞「オピニオン面」 
   朝日の「耕論」コーナー


 将来の大学入試にもつながる



□社説は「環境」「グローバル化」を中心に読む

 環境関係は社会・理科の知識の合わせ技で解く



□「確かに~、しかし~」を読み取らせるのが論説文のねらい
nice!(149)  コメント(0) 
共通テーマ:学校