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「池上彰の日本の教育がよくわかる本」池上彰 PHP文庫 2014年 [読書記録 教育]

「『先生がもっと頑張れ』では解決しない!
日本の教育に関しては、いじめ対策にしても学力向上への取り組みにしても、現場の教
員の頑張りに期待するという内容がこれまでは強すぎた」




今回は、池上彰さんの
「池上彰の日本の教育がよくわかる本」を紹介します。





出版社の案内には、


「脱ゆとり教育、小1プロブレム、中1ギャップ、公立中高一貫校…いま学校で何が起き
 ている?安倍政権の『教育再生」も解説!目からウロコ!の池上流解説。」


とあります。







今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「小学校の学級崩壊
低学年 - 家庭崩壊がそのまま教室に持ち込まれた
高学年 - 先生いじめ」


・「いじめ問題は先進国共通の悩み」


・「教育委員はジジババ世代 事務局が全てお膳立てして追認するのみ」
「改革により『政治的中立性』と『継続性』が疑われる」


・「家庭の支出に支えられる日本の教育
   日本はGDPの3.6%  ←→ OECD平均は5.4% 
30か国中最下位」


・「日本の子どもの1/6が貧困」
- この課題に対しての施策提示が真っ先に行われるべきだと考えます。





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☆「池上彰の日本の教育がよくわかる本」池上彰 PHP文庫 2014年 

1.jpg

◇日教組

 1/4 2013.10.1 日教組25.3% 全教4.8%






◇いじめと道徳

新しい荒れに直面する中学校
   ~ 普通の子が突然!



 小学校 - 学級崩壊

  低学年 - 家庭崩壊がそのまま教室に持ち込まれた

高学年 - 先生いじめ



 不登校も社会問題化



 いじめ 発生件数-認定件数
いじめ問題は先進国共通の悩み
 
   フランスは人権問題として対処
 


 「先生がもっと頑張れ」では解決しない!
 
  → 日本の教育に関しては、いじめ対策にしても学力向上への取り組みにしても、現
   場の教員の頑張りに期待するという内容がこれまでは強すぎた
   
                ↑
 
              人員増     






◇教育委員会

教育委員はジジババ世代



事務局が全てお膳立てして追認するのみ



改革により「政治的中立性」と「継続性」が疑われる



 文科省-「虎ノ門」(=霞ヶ関の外れ) 



形の上のトップは生涯学習政策局
初等中等教育局  高等教育局  スポーツ青少年局





◇PTA

学校制度の新潮流 
「学級王国から学級共和国へ」 = チームを組んで教える


幼少連携は小一プロブレム対策


 小中一貫
   → 学校統廃合と公立離れ





◇教育費と格差

「高校の授業料は無料」が世界の潮流
OECD34か国中31か国が無料



 家庭の支出に支えられる日本の教育
   GDPの3.6%  ←→ OECD平均は5.4% 

30か国中最下位



 日本の子どもの1/6が貧困 
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