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大西忠治さんはこんなことを ② -「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ② [読書記録 教育]

今回は、わたしの教育ノートから、1月28日に続いて
キーワード「大西忠治さんはこんなことを」-「授業づくり上達法」2回目の紹介です。



出版社の案内には、


「だれも語らなかった基礎技術。大西忠治氏が30年をかけて追求してきた『見る』『動
 く』『書く』『評価する』といった授業つくりの技術が、今鮮やかに甦る。教育技術のベ
 ストセラー、待望の復活!」



とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「子供の状況により接近方法を工夫」


・「教師としての美しさ・頼もしさを演出」


・「子供のことに骨惜しみしない = 腰が軽くさっと動ける」


・「教師のしゃべり方と間 - 語ることと説くことの間に間を入れる」





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☆大西忠治さんはこんなことを ②-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ②

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◇机間巡視の計画性
  
 机間巡視と個人指導


 あらかじめ指導する子供を決めておく
   二人 問題児と優秀児





◇正面から話す 後ろから話す
  
 子供の状況により接近方法を工夫





◇美しさと逞しさ
  
 教師としての美しさ・頼もしさを演出
   行動・もの言い・服装 - 職業的自己演出





◇動くべき時動かざるべき時
  
 子供のことに骨惜しみしない 
   腰が軽くさっと動ける


 動かないことも必要である
学年主任や校長 
     動き回るのはみっともない

つい動きすぎ、細々と言い過ぎる





◇声の善し悪し(大西忠治)

□声

 声は教師の商売道具  


 舌先三寸で生きていく職業

 
 まず大きな声を出す訓練を

 
 次に声の大小・強弱のコントロールを

 
 胸声・地声・腹声の使い分けを
  

 しゃべり方の特徴 
   聞き苦しいくさび型
 
自分の声をテープにとってみよう

口癖,連発される間投詞,くさび形のアクセント
 


□イントネーションとプロミネンス

 教師のしゃべり方と間
   語ることと説くことの間に間を入れる


 子供の集中度を高めるプロミネンス
   アクセント


 イントネーションを自覚する 
   聞きやすいしゃべり方を


 読み聞かせをやっているか
道徳,ホームルーム,休み時間に

  作品を選ぶ5つの基準
     ① 長編であること

② 一回20分以内

  ③ 内容・事件性

     ④ 描写的部分 
         報告部分という含み

     ⑤ 教師自身が好きな作品



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