SSブログ

大西忠治さんはこんなことを ③-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ③ [読書記録 教育]

今回は、わたしの教育ノートから、1月31日に続いて
キーワード「大西忠治さんはこんなことを」-「授業づくり上達法」3回目の紹介です。



出版社の案内には、


「だれも語らなかった基礎技術。大西忠治氏が30年をかけて追求してきた『見る』『動
 く』『書く』『評価する』といった授業つくりの技術が、今鮮やかに甦る。教育技術のベ
 ストセラー、待望の復活!」



とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「しゃべるスピードで板書する」


・「紙黒板 = 画用紙に黒板塗料」


・「違反への辛抱強い対処を続けること  「冷徹さ」を見せつける」


・「誤りの指摘をおそれない子供を育てたい」




<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。

浜松ジオラマファクトリー





☆大西忠治さんはこんなことを ③-「授業づくり上達法」民衆社 1987年 ③

7.jpg

◇板書

□板書    -  自分で工夫するしかない



□板書の文字 -  字は記号 正確さ・伝達性



□練習    -  分かりやすい文字は楷書



□板書とスピード 
   しゃべるスピードで板書する 

   省略法の板書でカバーする



□板書の種類 
  ① 表現的板書 

     スピード要求
       
  ② 構成的板書 

     文字作品 説明的文章

  ③ 体系的板書



□体系的板書を基本として計画的に取り入れる。

  ① 板書計画 

  
  ② チョークの色 

 
  ③ 字の大きさ高さ位置 


  ④ 順序と時間



□板書とチョーク 
    赤       -  2.3カ所 重要な言葉や注意すべき言葉

    緑・青     -  線 枠 カット 図式の彩り
         
    黄



□はりもの  
   スピードアップ 

   紙黒板 = 画用紙に黒板塗料








◇決める・評価する
  
□説明の時の「とりきめ」 
   一度にたくさんつくらない

必要なときにつくる

管理的に締め付けない



□発言・話し合い・作業の時の「とりきめ」

  授業が分からないとき  …  「分かりません,もう一度」

  話し合いの時      …  「やめ」ですぐやめる 

                  合図ですぐ始めすぐ終わる

  作業中         …   合図でやめる  「延長」も  一回だけ



□授業における小さな取り決め

  先生が教室に入る前に席に着く

  違反への辛抱強い対処を続けること
    「冷徹さ」を見せつける

  根拠と合意のない「取り決め」はしない



□討論授業の取り決め

 「賛成」「反対」「別の意見」の三つの立場をはっきりさせる

  班の話し合い 「4分を1単位」もしくは6分



□授業中の合図と小道具 
  指示棒で 

  合図が能率とゲーム的要素



□授業における評価

 「ほめる」「叱る」 より 「正しい」「誤り」



誤りの指摘をおそれない子供を育てたい

  人間は間違うものであり誤るものである


nice!(152)  コメント(0) 
共通テーマ:学校