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「官僚の掟」佐藤優 朝日新聞出版社 2018年 ②(後半) / 「僕らが毎日やっている最強の読み方」池上彰・佐藤優 東洋経済新聞社 2016年 ①【再掲載 2018.7】 [読書記録 一般]

今回は、4月18日に続いて佐藤優さんの
「官僚の掟」2回目(後半)の紹介です。




出版社の案内には、


「自殺の大蔵、汚職の通産、不倫の外務。かつてそう呼ばれ、今も特殊な『独自文化』に
 生息する官僚たち。難関試験を突破したひとにぎりの超エリートが、政策を作り、政治
 を動かし、実質、国家を『統治』している。どんなに不祥事を起こそうと変わることの
 ない『全体の奉仕者」の実態とは何か?官僚の裏も表も知り尽くした著者の実体験にも
 とづく究極の官僚論! 」


とあります。




週刊誌には官邸内の官僚についていろいろと書かれていますが、
実際のところはどうなのでしょうか。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「『下は上を守る』のが外務省の掟」


・「日本外交2つの敗北 ジャパンバッシングの流れ」


・「傲慢なだけではない 
 玉木氏の質問 18.4.11 ← 佐伯長官からのヤジ」


・「アンダークラスの誕生」




もう一つ、再掲載となりますが、佐藤優さん、池上彰さん共著の
「僕らが毎日やっている最強の読み方」①を載せます。
情報のとりかたを教えてくれます。





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☆「官僚の掟」佐藤優 朝日新聞出版社 2018年 ②(後半)

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◇死んだふりを続ける外務省 「石つぶて」の原理

□20代で2000万円貯められる



□アイツに急所を握られているぞ



□「下は上を守る」のが外務省の掟



□「いまだから言おう」に書かれたこと



□「佐藤が早く辞めてくれればいいんですけどね」



□日本外交2つの敗北 ジャパンバッシングの流れ



□外務省は死んだふり







◇官僚たちのローカル・ルール ~城山三郎「官僚たちの夏」と神話~

□「坂上の雲」を目指していた頃

「官僚たちの夏」という神話 

   批判のない城山作品



□政治家に共通する口癖 <わかった>

「処分に表れた傲慢」



□やり返された石原莞爾  

  型破りの官僚の末路







◇第二官僚の誕生 民主主義の迂回路

□傲慢なだけではない 

  玉木氏の質問 18.4.11

   ← 佐伯長官からのヤジ



□総理のポジション 

   政治家と官僚の争い

   国家操作の上手なやり方 地に落ちた「特捜部神話」



□脱官僚脱根回しのワケ

  うごめく通産官僚たち 

  省庁から厳選した超エリート集団
 


□官邸の評価が人事面 



□領土問題の責任は誰が負うのか



□「全体の奉仕者」から「一部の奉仕者」 へ  
  
   ワイマール憲法とナチス
 


□経産省が官邸の下請けに

→ 第二官僚






◇無意識の中の「ケガレはらい」

□オウム死刑報道の違和感 2018.7.6 7.26
 


□刑執行に前のめりだった法務官僚

  「天皇の官吏」へ



□ゆらがなかった東大法学部出身者
 
  神道に根ざした日本人の無意識



□大本への内務官僚

  → 法務官僚の論理と行動






◇官僚とは何か

□「生きづらさ」を抱える若者限定

若新雄純さん - 新自由主義「ゆるさ」

  全国展開で再生産するイデオローグ
 


□「絶対転落したくない」という危機感



□アンダークラスの誕生



□資本主義のメインプレーヤー














☆「僕らが毎日やっている最強の読み方」池上彰・佐藤優 東洋経済新聞社2016年 ①【再掲載 2018.7】

◇「読み方」を公開

□クラウド上の保存
   
 「エバーノート」「ドロップボックス」



□読み放題     
  「dマガジン」



□「世の中」を「知る」には新聞、「世の中」を「理解する」には書籍がベース
基礎は「教科書・学習参考書」



□知は「武器」であり、「楽しみ」でもある






◇僕らの新聞の読み方

□新聞の大前提



□新聞は今でも「世の中を知る」基本、かつ最良のツール



□「第一次情報は新聞」



□全国紙
全国紙レベルでも「新聞=客観報道」の前提が崩れている

  新聞社のバイアスは「社説」と「コラム欄」で判断

 

□地方紙
県紙・ブロック紙のもつ影響力

県紙の3つの広告に注目 
    「死亡広告」「不動産広告」「書籍広告」
 


□通信社
ニュースが速く、速報性が高い

共同通信社 ~ 全国の新聞社とNHKが資金を出し合い作った一般社団法人

時事通信社は世界的な影響力をもっている



□かつての同盟通信社

→ 3つに分社 

  ①共同通信

②時事通信

③電通
 


□新聞の選び方

 「朝日デジタル」に目を通す習慣を!

  毎日新聞 - 個々の記者の力が強い

  読売新聞 - 海外面と生活面が充実

  電子版の方が速く読める

  「GLOBE」



□記事の保管管理




ありがとうございました。  「僕らが毎日やっている最強の読み方」②はこちらです。
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「遊び指導の達人」家本芳郎 たんぽぽ出版 2004年 ② / 「ザ・席替え」家本芳郎 学事出版 1998年【再掲載 途中まで 2012.3】 [読書記録 教育]

今回は、4月27日に続いて、家本芳郎さんの
「遊び指導の達人」の紹介 2回目です。


家本芳郎さんが、
いろいろな場で楽しめるレクリエーションを教えてくれます。



出版社の案内には、


「遊びは子どもたちを育て、教師を成長させる、一石二鳥の活動である。授業の達人、学
 級指導の達人に通ずる『遊びの達人』になるための方法を解説。おすすめ遊び26選も
 紹介する。」



とあります。





今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「明るく生き生きとした表情と明瞭な発声」


・「ユーモアのある話をするには真面目な顔をして話さないと意味がない」


・「能書きによってモチベーションを高める」


・「マイナス表現を避け 自発性を引き出す話法」







もう一つ、再掲載となりますが、過去記事から同じ家本芳郎さんの
「ザ・席替え」を載せます。
工夫して席替えをしているつもりですが、奥深いものです。




一昨日、昨日と畑作業。
草刈りをしたり、里芋を植えたりしました。
また、サツマイモの苗に水かけをし、畝を作り、苗を挿しました。
案外時間がかかりましたが、やるべきことが進んでほっとしました。
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☆「遊び指導の達人」家本芳郎 たんぽぽ出版 2004年 ②

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<遊びの話しかけ>

① 明るい表情と大きな声で生き生きと話す

 明るく生き生きとした表情と明瞭な発声


□ポイント 
  1 心に楽しいイメージを描く

2 自分の一番いい顔をする

3 目を大きく見開き微笑を浮かべながら話す

4 行きを大きく吸い大きな声で話す

5 はっきりした発声でよどみなく話す

6 手振り身振りを変えて話す

  7 自信をもって話す(頷いている子の方を見て)







② 説明しないでいきなり始める 

  やりながら教えていく

  まず遊び出す  

  真似させる






③ ユーモアを加えて場を盛り上げる

  ユーモアのある話をするには真面目な顔をして話さないと意味がない


□ユーモアのある常套句をもつ

「ジャンケンしましょう。ボクに勝ったら女子はハワイに、男子は隣の町まで連れて行っ
 てあげます」


「あわてて友達や自分の手を噛まないでください 犬になってしまいますよ」






④ 興味を刺激する解説で盛り上げる

 遊びの前に子どもの興味を刺激する話をしない






⑤ 能書きによってモチベーションを高める

 この遊びをすると「どんなに力が付くか」を誇張して説明すると、付加価値が付きモチ
ベーションが高まる


×だらだら  短く引き締めて!






⑥ マイナス表現を避け 自発性を引き出す話法 

 × してはいけません  → ○ しましょう 1 禁止系から勧誘系へ


 × しません      → ○ します 2 他動から自動へ






⑦ 評価によって遊びを盛り上げる

 ほめ言葉を!  


 × 否定的な言葉










☆「ザ・席替え」家本芳郎 学事出版 1998年【再掲載 途中まで 2012.3】

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◇教室の机といすは動かせる

□座席配置にはいろいろある 
 
 ・教師の二つの仕事

  ① 子供らの座るべき席を決め必要に応じて席替えする


  ② ①が子どもたちの手で行えるようにする




□座席配置14タイプ 

 ① 前向き型   


 ② 話し合い型   


 ③ グループ型(分団型)  

 
 ④ グループ型(密集型)


 ⑤ 演奏会型  


 ⑥ 会議型  


 ⑦ ディベート型 
 

 ⑧ 円卓型  


 ⑨ 密集型


 ⑩ 散開型  


 ⑪ 整列型  


 ⑫ 複式型 
 

 ⑬ 文字型=L字型,V字型   


 ⑭ 対面型 




□なぜ,机を真っ直ぐ並べるの?

 ・安全対策  

   避難経路が確保されている,出入り口付近は開けておく


 ・教師から全員が見えるように
   ① 教師が子ども管理 

   ② 活動参加状況を調べるため


 ・すぐにどの子の席にも行ける
  
   全員の子どもから教師や黒板が見える




◇子どもの好きな席,嫌いな席 

□指定席か自由席か 

 ・自由席の時間を保障する

    例:火金曜日の給食時



□座席決めのルール

 ・「二人並び」から「一人並び」へ


 ・身体的問題を持つ子


 ・背の高い子どもの席 - 中心を外せば …  男女混合


 ・同類同じうせず 
 
   できるだけ異質な子ども同士が並ぶように配慮


 ・朱と並べて赤くする

    「人は人を人とす」




□座りたい席,座りたくない席 

 ・座席の影響力 
 
  ① 位置 
 
  ② だれが隣か 
 
  ③ 発言の指向性

  
 

□居心地のよい席,悪い席

 ・発言の力学を考慮した座席を
 
  発言の力学

   - 発言力のある子どもを周辺に配置
          (各班に発言力のある子どもを)





◇席替えをどうするか

<以下略  「いまここ浜松」 2012年3月30日記事へ


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