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谷昌恒さんはこんなことを①-「ひとむれ第8集」評論社 1994年 (1) / 「土のいろ」集成 第九巻 84~92号 ① 1955年【再掲載 2012.6】 [読書記録 教育]

今回は、わたしの教育ノートから、
「谷昌恒さんはこんなことを」①を紹介します。

評論社「ひとむれ第8集」の要約 1回目です。



出版社の案内には、



「教護院・北海道家庭学校真の愛に貫ぬかれた教育の軌跡。傷ついた少年たちの心を変革
 しようと願う教育の姿を伝え、大きな感動と共感をよんだ、珠玉のエッセイ集。 」



とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「貧しい者たちは決して仲間のことを忘れない」


・「富は塩水のような物 飲めば飲むほどのどが渇く」


・「自分の幸せの日に人の不幸を忘れない  自分が不幸の時に人の幸せをねたまない」


・「救護院『生活が陶冶する』が大原則」


・「子供は大きな壁に突き当たって初めて成長する」












もう一つ、再掲載となりますが、
浜松の郷土誌「土のいろ」集成 第九巻 84~92号の抜粋を載せます。
「土のいろ」は地域の行事や町の歴史などを紹介した郷土民俗雑誌で、子供たちの郷土を
愛する気持ちを育てることを目的に浜松子供協会から発行されていました
「土のいろ」集成第九巻84号~92号は、戦中に休刊されたものが戦後再刊された当時の
ものです。
飯尾哲爾さんを中心とした教員が同人となり寄稿した雑誌、
教員の意欲と地域を大事にしようという思いを強く感じます

1924年から68年まで発行されていた「土のいろ」全140巻ですが、
浜松在住の児童文学作家那須田稔さんの尽力で ひくまの出版より
「土のいろ集成」全12巻、別巻1巻集成として復刻されました。


那須田さんの言葉(「Net de びぶれ」より)

「この組織は大正時代、紙芝居で子供に昔話や民謡などを伝えていた小学校教師やお坊さ
 んたちが集まってできたもの。浜松の郷土文化発祥のルーツには、そもそも『子供』が
 キーワードとしてあったんですよ」





☆学校休業中の子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」





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☆谷昌恒さんはこんなことを①-「ひとむれ第8集」評論社 1994年 (1)

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<1992年>
 
◇きずな

「生まれて良かった」「ありがたい」と言っている聾唖者の母



自分を変えさせられた
親の障害を自らの身に引き受ける時に初めて深い安堵がある = 悟り
    

 タイ
  安井清子「おはなしきゃらばん」ラオスからのモン族に絵本
 




◇へりくだる者は高められる
    
 山本周五郎「かあちゃん」
貧しい者たちは決して仲間のことを忘れない
 
   富は塩水のような物 飲めば飲むほどのどが渇く



繁栄の中にいる私たちはしばしば利己的に過ぎる

↑↓

※ 自分の幸せの日に人の不幸を忘れない
    自分が不幸の時に人の幸せをねたまない


 ※ 心が病んで初めて健康の大切さが分かる
心が病んで初めて素朴さ,謙虚さ,その美しさが分かってきた
    

 ※「高ぶる者は低くされ,へりくだる者は高められる」ルカ・18・14
  
           ∥

「心の貧しい者が幸せ」
 




◇新しい年度に思う

 救護と教員

 - 救護院「生活が陶冶する」が大原則
 

 ◎ 少年たちと共に身体を動かし感動を共有しその活動的な生活を通して少年たちを変
  えていく

   → 集中することが大事
 




◇歴史の重み

 長崎 北九州市民から贈られた碑
 
  第一目標は小倉 - 北九州市民に変わって
   

 ※ 自分が幸せの時に人の不幸を忘れない
   

 ※ 自分が不幸の時に,人の幸せを羨まない


 ◎昭和33年「愛と死と永遠と」
   片山秀雄大尉の獄中日記 オーストラリア戦犯

  「世紀の遺書」 - 犠牲は進歩の法則だ
 




◇それぞれのあゆみ

 子供は大きな壁に突き当たって初めて成長する



時に厳然と子供たちの前に立ちはだかる必要がある

 自然の教育力 遊びの教育力












☆「土のいろ」集成 第九巻 84~92号 ① 1955年【再掲載 2012.6】

◇月報9

民俗芸能学会発足のこと 鳥越文蔵
 

 一富士二鷹三茄子 石川純一郎
  

「土のいろ」校訂余録 佐藤彰
 


◇復刊第1号 通刊84号 昭和30年8月

□復刊の辞 飯尾哲爾 

 ・浜松子供協会 
   童心芸術尊重の機運 童話・童謡・自由詩・自由画・児童劇

  文化グループ~自由児童文化研究団体

研究が目的ではなく蒐集を目標



  その筋の命令により休刊 発行停止命令
    

 ・創刊大正13年1月~昭和15年9月号休刊(~17.2 83冊)

 「郷土童話論」 → 郷土的童話・伝説の蒐集

           伝説と土俗 目的は研究ではなく蒐集  

 

□浜松城下町時代の民業 渥美静一

 <十職>
   大工・畳屋・木挽き・紺屋師・檜物師・塗り師・鍛冶・屋根屋・瓦師
(留め職として領主の保護)

準ずるものとして 仕立職  他に塩・肴・糀業等

 
 ・十職の公役  
1か年 - 定期日  領主の御作業所において労役義務

     → 諸役地子免除の特典

  出役職人に 扶持米一日一人に一升五合,作陵は上中下

  ↑

中世以来職人の負担として重要な地位


  賃金の公定 十職居屋敷 生業及び職人の保護



□光明寺古墳の実測図と蜆塚貝塚の見取り図 鈴木謹一
 
 

□浜松おぼえがき(一) 渥美実   菅原町子育て地蔵

 

□雫(湖沼の話の一つ二つ)  鈴木実
 
 ① かまの淵  

    大きな沼(蓮池,高塚川)-若林・新橋間     
 
 お嫁さんが洗い掛けの釜を水中深く~ 一緒に
 
     → 小沢渡の北に水神社-水神

  
 ② ばんばが池

    明神野 神田町にばんばが池

紀州徳川家参勤交代の折り八丁畷松の木から見下ろししゃべる

→ 切り捨て田圃にうち捨て立ち去る

死骸が流れてばんばが池にとどまり長らく捨てられていた
   |

明神野眼蔵寺の住職により供養のお施餓鬼
毎年8月某日ばんばが施餓鬼

現在は立派な田圃になり毎年秋には稲穂

  
 ③ 赤池(浜商・足立憲由 報告)

    伊平村新田(引佐郡)
   
    現在水が少しあり赤みを帯びる 下は岩石

  <伝> 
     大蛇住み水絶えず。そこに川が流れていた。川の場変化。その池があった場所
    を田として作ろうと試みたが,その人は長く床に就きついに死すという。
  


□浜名地方のうまのり遊びの方言 山口幸洋 

 ・浜松市やその西の村や町 「ウマノリ」

 気賀・雄踏・入出・知波田・新所 「ウマトビ」


 ・浜松の東   
   「ドーノリ」 中の町・長上・積志・北浜・二俣・磐田

「ウマノリ」 旧小野口村・二俣

  「ドーツブシ」北浜・豊西・赤佐

 ・篠原・可美 
   「モクバ」

 ・新居     
   「ナガウマ」



□浜松の「ボーイ・スカウト」の歩み  内田嘉一
 
 昭和29.6.29 木全大孝氏の提唱

  7.16 浜松第一隊育成会

9.11 結成式

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