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教育技術「体育」④ / 「兼好さんの遺言」清川妙 小学館 2011年 ①【再掲載 2014.6】 [読書記録 教育]

今回は、6月7日に続いて、わたしの教育ノートから
キーワード「教育技術-体育」の紹介 4回目です。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「逆上がりにつながる動き
… だんご虫・登り棒回り・ジャングルジム逆上がり・とんとん逆上がり」


・「体育 = スポーツを使って身体を育て,身体を通じて教育していく教科名」


・「保健室オアシス論」


・「『人間がよく生きること』(ソクラテス)」









もう一つ、再掲載となりますが、清川妙さんの
「兼好さんの遺言」①を載せます。









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☆教育技術「体育」④ 


◇シングルエイジ体育
  
 ① 逆さ感覚   
    頭が腰より下に

ブリッジ 倒立 足打ち跳び 布団干し
  

 ② 高さ感覚   
    高いところからの飛び降り 

    鉄棒の上を歩く

  父親の肩車
  

 ③ 回転     
    前転 

    だるま回り


 ④ ふり感覚   
    ブランコ 

    足かけ振り 

    コウモリ振り
  

 ⑤ バランス感覚 
    平均台渡り 

    平均台ジャンケン 

    懸垂片脚相撲


 ⑥ 視覚調整感覚 
    ボール投げ 

    ボール蹴り



<逆上がり>

 ①②③④が必要

 ア 基礎感覚を育てておく ①~⑤


 イ 逆上がりにつながる動きを与える

だんご虫・登り棒回り・ジャングルジム逆上がり・とんとん逆上がり





◇側方倒立回転 

1 足打ち跳び 3回

 2 手押し車 10歩 

3 壁倒立 10回         

 4 片足振り上げ・片足振り下げ壁倒立10回





◇体育
  
 体育 = スポーツを使って身体を育て,身体を通じて教育していく教科名





◇健康教育
  
 伝染病・感染症対策 → 慢性非伝染性病気 → 心の健康
  

 保健室オアシス論 
   求めてきた子にはいっぱい水をあげたい。でも,ここはオアシスだから教室に行か
  なければならない。





◇心の健康

 1910年 エリオット(ハーバード大総長)

「君たちは他人のことを配慮することが習慣づけられた青年になりたまえ」

|

繰り返しのない日々の生活行動により健やかな心が宿られる
 

 人間の課題 「人間がよく生きること」(ソクラテス)

















☆「兼好さんの遺言」清川妙 小学館 2011年 ①【再掲載 2014.6】

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◇刹那を生きる
 
□歳月の厳しさ  

 生まれつきの美醜よりも、その人が人生を丁寧に扱ってきたかどうかが表情に透けて見
 える



□死は前よりも来たらず、かねてうしろに迫れり

「若きにもよらず、強きにもよらず、思ひかけぬは死期(しご)なり。今日まで逃れ来にけるは、
 ありがたき不思議なり」137段



□生き直す言葉

「人、死を憎めば、生(しょう)を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」93段





◇思い立ったら時を移せず

□世間の人、なべてこの事あり

思い立ったら、時を移さず、すぐに行動に移せ



□坂を下る輪にならないで

「坂を下る輪にならないために」
  


□明日をも予測できぬからこそ 

「人の命は雨の晴れ間を待つものかは」 



□ただ今の一年を大切に

「何そ、ただ今の一念において、ただちにすることの甚だかたき」92段






◇自分の頭で考える

□訊きたがりやの兼好さん 

「道の人」(プロ)と「非家の人」(アマ)の違い



□ひとりの目でものを見、ひとりの心で考える

「吉凶は人によりて、日によらず」

「あやしみを見て、あやしまざる時は、あやしみかへりて破る」



□世間の噂に押し流されないで 

 猫またの話






◇ひとりで生きる

□ひとりあるのみこそよけれ

「つれづれぶる人は、いかなる心ならん。まぎるるかたなく、ただひとりあるのみこそよ
 けれ」75段



□わたしのひとり暮らし 楽しみながら少しずつ



□旅こそ目さむる心地するもの

「いづくにもあれ、しばし旅立ちたるこそ、目さむる心地すれ」15段



□いくつになっても心で旅立つ

「何そ、ただ今の一念にありて、ただちにする事の甚だかたき」92段



□人生の制限時間まで走り続けたい

「しな・かたちこそ生まれつきたらめ、心はなどか、賢きよりも賢きにも、移さば移らざ
 らん」1段

= 心は努力次第でいくらでも磨くことができる


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